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ラジオNIKKEI賞とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する福島競馬場・芝1800mの3歳限定による重賞競走である。格付けはGⅢ。
概要
1952年に4歳（現3歳）馬による別定重量の重賞競走「中山4歳ステークス」という名称で創設された。第1回は皐月賞の前哨戦として4月上旬に開催、翌第2回も同時期に開催されたが、この年だけ牡55kg、牝53kgの定量戦で行われた。
その後1954年以降は一時期を除き日本ダービー終了後に実施されるようになる。時期変更初年の第3回開催では中山・芝2000mで行われたが、翌1955年の第4回開催からは1800mで行われ、さらに1979年の第28回開催からは福島競馬場に施行場所を移し現在に至る。また、2006年の第55回開催からは負担重量をハンデキャップに変更されている。
当初の出走条件はかなり特殊であり、1955年から1967年まで「除東京優駿競走の勝馬」、つまり日本ダービーの優勝馬が出走できないことから、敗者復活戦的な性格から「残念ダービー」と呼ばれるようになった。また、1972年〜1983年、1992年〜2000年のみ混合競走として外国産馬が出走できたように、外国産馬が出走できる数少ない重賞であった。2005年以降は外国産馬も、パートⅠ国となった後2009年以降は国際競走となり外国馬も出走できる。
本競走は、毎週中央競馬の場内実況を担当し多くの競馬ファンに感動を届けている「ラジオNIKKEI」でお馴染み日経ラジオ社より寄贈を受けている。
競走名も社名の変更に合わせ幾度か変更されており、1959年と1960年は副名称を付けて「日本短波賞中山4歳ステークス」となった。以降、
と名称が変わり、現在に至る。
歴代の優勝馬からは、ゴールデンウエーブ、オンワードゼア、アサカオー、イチフジイサミ、スズパレード、シンコウラブリイとGI馬を輩出。
また、過去にGI級競走を優勝した馬からはベロナ、マルゼンスキー、ハワイアンイメージ、ダイナコスモスが本競走を優勝している。
レース結果
優勝馬の馬齢は新表記に揃えている。
第1回〜第27回(第5回、第13回、第15回、第20回、第21回を除く)、第45回、第60回は中山競馬場で開催。
第5回、第13回、第15回、第20回、第21回は東京競馬場で開催。
第3回は中山競馬場・芝2000mで開催。
関連項目
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