まちぶせ 単語

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「まちぶせ」は、シンガーソングライター荒井由実作詞作曲による日本の楽曲。初出は1976年に発売された三木子のシングルだが、1981年に発売された石川ひとみによるカヴァーシングルが有名である。

概要

初出は1976年6月に発売された三木子のデビューシングルで、オリコンシングルチャートで最高47位を記録編曲松任谷正隆。なお、山田邦子テレビ番組出演時に石川ひとみの歌唱シーンが放送された際、「私はこの曲、三木子さんの印のほうが強いんですよね」と発言したことがある。

1981年三木と同じ渡辺プロダクション所属の石川ひとみが、同じ松任谷正隆編曲により11作シングルとして発売し、これが同チャートにおいて最高6位、推定売上30万枚以上と自身最大のヒット曲に。石川の代表曲となる。以降、1996年カヴァーシングルが2作発売された他、さらに複数のカヴァーアルバムに「まちぶせ」が収録されるなどして、根強い人気と知名度を持つ作品として認知されている。その拠に、2005年NHK企画したアンケート『スキウタ』でも組90位と高い支持を得た。

なお、80年代初頭から1982年ごろにかけて、石野真子柏原よしえ、浜田朱里小泉今日子などの女性アイドル歌手70年代アイドル歌謡曲カヴァーする動きがあったが、本作はその最も成功した例である。

その1996年に発売されたカヴァーシングル歌謡曲ファンには印的な作品である。國府田マリ子の作品(最高37位)では編曲に初めて新博を起用している。新1980年代前半に松任谷由実コンサートツアーキーボディストとして参加しており、ユーミンサウンドをよく理解する立場から90年代的なシンセ中心のサウンド作りを試みている。また、作詞作曲者であるユーミンも、この年行った旧姓「荒井由実」としての活動の一環としてシングル制作した(最高5位)。松任谷正隆によるレゲエテイストアレンジや、振付師の大家であった土居氏(故人)を迎えて制作された歌謡番組ヴィデオクリップは「松任谷由実」としての活動では見られなかった新機軸として話題となった。

ストーカー」という言葉が使われ始めた90年代中盤以降、本作に「偶然を装い帰り道で待つ」という歌詞があることからユーミン本人を含め「ストーカーソング」と冗談交じりにられる事例が散見された。しかし、法政大学社会学部教授の稲増夫は著書(共著)の中で、本作の主人公は意中の男性に自分から告白するのではなく、別の人からもらったラブレターを見せるなどしてあくまで「私を惚れさせるために周到にモーションを振りまく」ところに「ユーミン的な少女の自意識過剰世界観」が具現化された曲であると評した。また、三木子の歌唱については「1コーラスの最後の部分「せる」の二音に込められたせつなさは思春期女の子の恥じらいと計算高さを見事に表現しており、ユーミン的な世界観を正しく表現している」と高く評価している。

主なカバーバージョン

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「ド◎フ◎爆笑」「○歌合戦」のTV映像削除されまくりなので、ボカロ/合成音声による楽曲使用動画をご紹介(掲載順)。
アイドルマスター関係動画はこっちからどうぞ→→ニコマスまちぶせ祭り

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三木子のベスト2種。左が一のアルバムシングル全3枚全収録版。右は1曲だけ抜いて全12曲廉価版。
石川ひとみベスト2種。左はNAVからの全シングル収録。右は18曲収録で歌入りとオリカラの2枚組。

荒井由実2種、左は「荒井」名義で行ったライブ盤。右は「」名義のオリアルで「まちぶせ」はボートラ扱い。
國府田マリ子オールタイムベストアルバム徳永英明オリコン1位カヴァーアルバム第3弾。



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