タテジワネズミとは (タテジワネズミとは) [単語記事]

タテジワネズミとは、魔法陣グルグルシリーズに登場する人獣である。

TVアニメの声は、第1作（子安武人・関俊彦・高木渉その他複数）と第2作では数人で回していたが、第3作は小野友樹がすべてのタテジワネズミを一人で演じている。

概要

魔王ギリ配下のモンスターで、カセギなどと並ぶ最下級の雑魚敵。鎧を着たげっ歯類の人獣で、その名の通り眉間の縦じわが印象的。基本的に複数で登場し、数によるゴリ押しで攻めてくる。

初登場は第5章「キタの町・1」。町にいる勇者とグルグル使いを闇討ちすべく3匹で意気込んでいたが、ククリが前もって発動した自動反応型のグルグル「ツチヘビ」により、人知れず一網打尽にされる。その後も任務に燃えつつ度々登場するが、活躍したのは花の国くらいで、結局連載終了までにろくな成果を上げられなかった。

亜種に『ヤリで突くタテジワネズミ』がいるが、実質タテジワネズミが槍を持った程度の違いしかない。またゲソックの森では、タッフィー及びテッフィーとして美少女キャラに変えられていた。

『御意』、『笑止』など仰々しい単語を好んで使うものの、会話内容はそういった口調でごまかせない程に軽い。そもそも本人たちは意味すらわからず言葉を用いるため、基本的に文脈がおかしい。ネズミキャラはいつの時代も人気なはず！と（暗にピカチュウやミッキーマウスを引き合いに）自身の不人気ぶりを憂い、語尾を「ネズ」などに変え人気を得ようと画策したこともあるが、上司のカヤにキレられ断念した。