ホーヴァス・ブレインの物語

ホーヴァス・ブレインの物語(The Black Island: Being the Narrative of Horvath Blayne)とは、1952年にオーガスト・ダーレスによって書かれた『永劫の探求』シリーズの五作目である。『ウィアード・テイルズ』1952年1月号に『The Black Island』の題で掲載された。

概要

ホーヴァス・ブレインの物語とはオーガスト・ダーレスによって書かれた小説である。

『永劫の探求』シリーズの最終章であり、これまでのキャラクターや『クトゥルフの呼び声』、『インスマスを覆う影』などの作品の要素を多く含んでいる。

博士の発案した『ポナペ作戦』の結末は大雑把ではあるが迫力がある。

また、日本の地名が出てくるので、なんとなく嬉しい。

登場人物

• ホーヴァス・ブレイン　　　……今作の主人公でアジアの考古学の研究者。
• アーヴォルド・ブレイン夫妻……ホーヴァスを養子として迎える、妻はマーサ。
• アサフ・ウェイト　　　　　……ホーヴァスの祖父
• ラバン・シュリュズベリイ　……謎の老人
• アンドルー・フェラン　　　……『アンドルー・フェランの手記』より
• エイベル・キーン　　　　　……『エイベル・キーンの書置』より
• クレイボーン・ボイド　　　……『クレイボーン・ボイドの遺書』より
• ネイランド・コラム　　　　……『ネイランド・コラムの記録』より
• ホルバーグ准将　　　　　　……アメリカ海軍の軍人

インスマス関係

• ザドック・アレン　　　　……インスマスの爺さん
• オーベッド・マーシュ　　……マーシュ家

他：レオポルド、ギルマン、ジョン、アビゲイル、エイモス　……

ヨコハマ号関係

• サツメ・セレケ　　　……ヨコハマ号の生き残りの一人、博士に“黒い島”の情報を話した
• ベントン　　　　　　……ヨコハマ号の生き残り。

他：ヘンダースンと、メリク、スポリト、ヨヒラ、ベイリー、メイスン……

名前だけ登場

• H・P・ラヴクラフト　　　……御大
• ヨハンセン　　　　　　　……『クトゥルフの呼び声』より
• グリンビー　　　　　　　……『クレイボーン・ボイドの遺書』より
• アブドゥル・アルハザード……『ネクロノミコン』の著者
• ダレット伯爵　　　　　　……『屍食教典儀』の著者
• フォン・ユンツト　　　　……『無名祭祀書』の著者
• ヘンリー・キャラベル　　………ホーヴァスの知り合い

物語の概要

シンガポールのバーで博士たちと出会ったホーヴァス・ブレインは彼らの話す神話に興味を持ち、博士たちと行動を共にすることにした。

ポナペ近海にある黒い島を破壊するという博士発案の『ポナペ作戦』を実行するべく、彼らは行動するが……

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関連項目

• クトゥルフ神話
• オーガスト・ダーレス
• 永劫の探求
• ホーヴァス・ブレイン
• ラバン・シュリュズベリイ博士
• H.P.ラヴクラフト
• 『ネクロノミコン』
• 旧支配者
• クトゥルー
• 深きものども
• ポナペ
• 『クトゥルフの呼び声』
• 『インスマスを覆う影』