ガバ回とは、RTA動画等であまりにも酷いガバプレイ(だらしないプレイ、大失態と言えるミス)が発生した回に対して付けられるタグである。
「ガバ」は「ガバガバ」の略称であり、さらにこの「ガバガバ」を「だらしない」「杜撰」の意味で使うのは男性同性愛者向けアダルトビデオ『本当にあった体育会ワイセツ話』内で、肛門を評した台詞「なんだよ、お前のケツ、ガバガバじゃねえかよ」が、いわゆる「淫夢語録」のうちの一つとしてネットスラングとして流布されたうちに広まったらしい(詳細は「ガバ」および「ガバガバ」の記事を参照)。
こういった「淫夢語録」の要素を動画内に取り入れたRTA動画プレイヤーとして「biim兄貴」という知名度の高い人物がおり、この人物の動画スタイルは「biimシステム」として多数のプレイヤーが模倣している(彼らは「biimチルドレン」「biim兄貴リスペクト」などと呼ばれる)。こういった「biimシステム」を用いたRTA動画では上記のような少々猥褻な由来がある「ガバ」という表現も躊躇なく用いられる。
ただし、「ガバガバ」という言葉を「だらしない」「杜撰」という意味で用いる用法は、特に語源を意識しないネットスラングとして、そしてネットスラングの枠を超えて日常にまで侵食してきている。そのため「biimシステム」を採用しておらず「淫夢語録」の要素が全くない動画においても、このタグが付けられる可能性はある。
関連動画
なお、ガバ回の中でも特に人気がある動画は「ガバの聖地」等と呼ばれることもある。詳細は「ガバの聖地」の記事を参照。
関連項目
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