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セイバーウイングブレイン
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セイバーウイングブレイン(Saber Wing Brain)とは、ヨメガが販売していたヨーヨーの名である。

ハイパーヨーヨーでの名称は「ステルスブレイン」

概要

1997年発売。
第1期ハイパーヨーヨーの展開に合わせて開発・販売された「ステルスシリーズの第2弾。

セイバーウイング」の鼓ボディと、「ブレイン」のオートリターンを組み合わせた機種。
ボディはストリングプレイがやりやすく、オートリターン搭載でハイテク感もある…

…ように見えるが、実際には2つの機が互いを殺し合っている機種である。
ストリングプレイには長いスリープが必要だが、オートリターンのせいで勝手に戻ってしまう。
かといってルーピングプレイは鼓形状のせいでやりづらい。
さらに、「ステルスシリーズ共通の弱点として、軽すぎてスリープ時間が短い。
そのため、ちょっと上級のトリックはことごとくやりづらい中途半端なヨーヨーになってしまった。

おまけに、価格まで両者(ともに「ファイヤーボール」より200円高い)を組み合わせた2400円である。

これらの事情と、このあとすぐに「ステルスレイダー」が発売されたこと、CMでもコロコロコミックでもろくな扱いを受けなかったことなどが重なり、影が薄い機種である。

他の「セイバーウイングシリーズとともに、2000年代半ば頃を以て絶版となった。
第2期ハイパーヨーヨーでの復活もなく、現在買えるものは第1期の在庫がほとんどである。

バタフライ形状オートリターン機のその後

セイバーウイングブレイン」の中途半端さはプレイヤーには知られていたが、ヨメガはあまり把握していなかったのか、その後も「X-ブレインウイング」「パワーブレインウイング」などのバタフライオートリターン機を発売し続けた。

2010年代以降はストリングプレイ機の研究が進み、初心者向け機種はバタフライ形状のほうがよいということがわかってきた。

トラピーズ有効幅をヨーヨーの幅いっぱいに広げ、重量を外よりにし、コントロールエッジを低く設定すれば、多少斜めに投げても安定するようになり、初心者にも扱いやすくなるのである。
セイバーウイングブレイン」の使いづらさは、仕様のすべてがこれに反していたことでストリング機なのに不安定という矛盾を抱えていたためだった。

これを受けて、「アクティブピープル・トリプルアクション」や「ダンカン・リフレックス」などの他メーカーオートリターン機は、バタフライ形状にすることが多くなった。
ヨメガ自身も、「ヨメガガンマブレイン」はウイング形状のみ販売している。

ロゴマーク

ハイパーヨーヨー版は「ステルスファイヤー」と「ハイパーブレイン」のロゴマークを組み合わせた凝ったものだが、このロゴはなぜか日本版でしか用いられていない。

海外版ではパッケージマークも「セイバーウイングファイヤーボール」と共通である。
違いは周囲の文字で、「セイバーウイングファイヤーボール」は「YOMEGA FIREBALL」、「セイバーウイングブレイン」は「YOMEGA HIGH PERFORMANCE」となっている。

関連機種

機構の元になった機種。

ブレインウイングシリーズ

メーカー製のバタフライオートリターン機。

関連動画

関連静画

関連商品

関連項目

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