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ロケット(Skyrocket)とは、ヨーヨーのトリックの名である。
概要
「スリーパー」を行い、ヨーヨーをスリープさせたまま指からストリングを外す。
そのまま上へ放り投げると、(引き戻し仕様のヨーヨーならば)ヨーヨーは上昇しながらストリングを巻き取っていく。
そのままキャッチ。
かつては、フリースタイルの最後をこれで締めることが多かった。
しかし、ルール改定により、演技終了時のロケットが減点対象になり、公式戦では見られなくなってしまった。
公式戦での扱い
すべての部門で加点対象外となる、いわゆる「0A」トリックである。
現在のフリースタイルルールでは、演技終了時にはヨーヨーは直ちに投げ出せる状態で手元になければならない。
規定時間が終了した時点でストリングが巻き取られていなかったり、(オンストリング部門で)ストリングが指から外れていた場合、追加減点3(放棄)を取られる。
5A部門では減点にならないが、カウンターウェイトがある都合上ロケットはできない。
バリエーション
フライング・イール
ストリングを指から外した状態で「トラピーズ」を行う。
その後、「フライング・サマーソルト(ムーンサルト・バックフリップ)」の動きをする。
ヨーヨーが頭上に上がった瞬間に手を放すと、ヨーヨーはストリングを巻き取りながら落ちていく。
バインド・ロケット
バインド仕様のヨーヨーでロケットを行う場合、ヨーヨーを逆マウントした状態でストリングを外し、「バインド」の動作をしながらヨーヨーを上へ放り投げればよい。
ノーハンド・リジェネレーション
カウンターウェイトがある状態で「ロケット」の動作を行うと、ストリングは巻き取られるが、カウンターウェイトの遠心力でストリングは再度解け、「スリーパー」の状態に戻る。
原理は簡単だが、きれいに「スリーパー」に戻すのは至難の業であり、ヨーヨーやウェイトがあらぬ方向に飛ぶ可能性もある。周囲と自分の安全を確保した上で練習するようにしたい。
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関連項目
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