卉(芔)とは、草を総称していう漢字である。𠦃(卅)とは別の字。
漢字として
卉
- Unicode
- U+5349
- JIS X 0213
- 1-50-35
- 部首
- 十部
- 画数
- 5画
- 意味
- 草、草木、花、茂る、たくさんある、粗い、(𠦪と通じて)速やか。
- 〔説文解字〕の本字は芔で、〔説文・巻一〕に「艸の緫名なり」とある。〔方言・第十〕に「芔、莽、草なり。東越・揚州の間、芔と曰ふ。南楚、莽と曰ふ」とある。
- 字形
- 屮+屮+屮による会意。屮(=草)の集まりの意。〔説文〕に「艸屮に從ふ」とある。
- 音訓
- 音読みはキ(漢音、呉音)、訓読みは、くさ。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 声符
- 卉を声符とする漢字には、𠦪、賁などがある。
語彙
異体字
関連項目
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