因幡武田氏単語

イナバタケダシ

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因幡武田氏（いなばたけだし）とは、因幡国の諸勢力である。

概要

因幡武田氏は若狭武田氏の庶流という。ただ、因幡武田氏がどういう風に若狭武田氏からうつってきたのか不明であり、同じ流れを汲む安芸武田氏から直接うつってきた可能性もある。中国地方周辺の武田氏はぞろぞろとしており、安芸武田氏の一族という備後武田氏こと祝氏もその1つである。

ともかくとして1491年に武田左衛門大夫という人物が既に山名氏の重臣であったのは間違いない。その後は武田国信（武田高義とも）と続き、孫・武田高信の代に一時鳥取城を占拠して山名豊国と対立すると独立勢力化した。しかし、豊国により成敗されて因幡武田氏は滅亡するが、高信の子・武田助信は豊国のしつこい勧誘に根負けして村岡藩士として再び山名氏に仕えた。

＝因幡武田氏略系図＝

‖：養子　／　下線付き：養子に行った人物

武田左衛門大夫
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武田国信
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武田又三郎		武田高信		武田源五郎
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┌	─	+	─	┐
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武田又太郎		武田与十郎		武田助信