鳥取県とは、日本の山陰地方東部、または中国地方東北部、または島根の右側に位置する、日本の都道府県。
県庁所在地は鳥取市。
概要
日本の都道府県で一番人口が少なく、また市の数も4と最も数が少ない。県内総生産も最小。島根県と共に山陰を形成している。民放のTV、ラジオや様々な法人が「山陰」を一括りにして活動しているため、経済的な結びつきは非常に深い。だが、廃藩置県では一時島根県に編入されていたこともあるが喧嘩別れしていて微妙に溝もある。
また、人口が最少の割に、人口10万人以上の都市が2つもあり、見事に東西に分かれている。それが城下町で県庁所在地の鳥取市と、同じく城下町で山陰最大の商業都市である米子市であり、この両市は非常に仲が悪い。しかも、後述するが、鳥取市は阪神圏寄り、米子市は中国寄りの経済政策をとっているために、県政策の歩調が合わないことが多い。そもそも、旧因幡国と旧伯耆国の名残で文化も風土も異なっている。
この大山や日本海の影響が強く、土壌が砂礫や火山灰土となっている。ゆえに、稲作に不向きな地域も多いことから畑作や果樹栽培が盛んで特産品に二十世紀梨・らっきょう・白ねぎ・スイカ・長いもがある。また大山周辺を中心に牧畜が盛んで、乳製品や肉などの畜産品も豊富。さらに水産業では境港が日本屈指の水揚げ量を誇るなど一次産業が発達している。また、カレールーの消費量が何故か日本一で、カレーンジャーというローカルヒーローまで存在する。
東日本では、山陰地方の印象が薄い為、島根県と鳥取県の位置が曖昧になっている人が多い。鳥取は島根の右側です!
…一方、関西では流石に間違えるアホおらんやろ…と思っていたら、案外そうでもないようだ。
中国地方に属しているのに中国地方を見限って大阪府など関西地方の府県が推進している関西広域連合に参加している。実際、鳥取県、特に鳥取県東部は関西とつながりが深く、観光や農産品など関西の景気の影響を受けやすい。
2011年に米子で「とっとりアニカルまつり」を開始したり、2012年11月に行われる「国際マンガサミット」にちなみ「まんが王国とっとり」を建国したかと思えば2012年夏のコミックマーケット82に自治体として初めて参加するなど、最近ではマンガなどを積極的に活用している(余談だが、現在の知事の出身地はJR秋葉原駅・秋葉原電気街などがある外神田である)。
現在では取鳥県と漢字表記を間違えられる事がある。もともと「鳥取」は訓読みで「とりとり」と呼ばれていたものが「ととり」→「とっとり」と変化したものであり、動詞の「取る」が「取っ」と変化するのが一般的(取っ手など)なのに対して、名詞の「鳥」が変化する事例が余り多くみられないことからこのような誤表記が生まれたといえる。なお漢字の読みは一般的に訓読みの場合「名詞+動詞」(田分け、麦踏みなど)、音読み(漢語)の場合「動詞+名詞」(建国、飲酒など)となる。そのため「取鳥」を音読みの「シュチョウ」と読むのでなければ、日本語として「取鳥県」と表記するのは不自然といえる。
詳細
- 人口:約53.7万人(意外にも、島根県と比較すると人口減少は緩やかである)。
- 初代知事:西尾愛治
- 現在の知事:平井伸治(第7代目)
- 鳥取砂丘が県より有名。
- 「砂しか無いところ」などと偏見を持たれがちだがそんなことはない。
- 鳥取にもハワイ(旧:羽合町 ⇒ 現:湯梨浜町)はあるよあったよ。姉妹都市もハワイ(アメリカ)。
- 中国地方の霊峰・大山があり、牛乳などの食品が他県で地味にブランド扱いされたりしている。
- 日本海側では珍しいことではないが、カニがおいしい。
鳥取県の名物
- 梨:鳥取県の名物と言えばこれしかない。かつて梨の生産量が日本一だったこともあったが現在は5位前後に甘んじている。「二十世紀」梨をはじめとする青梨系の生産量では相変わらず日本一なのだが現在の全国的な主流は幸水・豊水などの赤梨系なので時流に乗り遅れた感がある。しかし梨の一大産地として意欲的に品種改良を行っており、おさ二十世紀と筑水を交配し20年かかって誕生した甘みの強い「なつひめ」(青梨)と「新甘泉」(赤梨)が次世代の新品種として期待されている。また一世帯当たりの梨消費量は鳥取が日本一で県民の梨への愛着は強い。
- らっきょう:実は全国トップクラスの産地。砂地を好むので鳥取砂丘周辺で栽培が盛ん。
- スイカ:生産量全国4位を争うスイカの名産地。大栄西瓜のブランドで有名。
- カニ:境港がベニズワイガニの水揚げ日本一、一世帯当たりのカニ消費量日本一などカニにまつわる日本一を持つことから旬の季節には蟹取県を名乗り始めた。ふるさと納税で鳥取県の自治体への寄付が多いのは大体カニのおかげ。
- 豆腐ちくわ:木綿豆腐と白身魚のすり身をおよそ7対3の割合で使って作られたちくわ。鳥取藩主池田光仲が魚の代わりに豆腐を食べるよう勧めたのがきっかけといわれる。ヘルシーな郷土料理として近年注目される。
- あごちくわ:あごとはトビウオのこと。食感は固めで味は濃く吸い物にするとだしが取れる。
- 因幡の白うさぎ:神話にちなんだうさぎ型のひよ子まんじゅう。姉妹品の白うさぎフィナンシェもある。
- 因州和紙:書道用半紙でおなじみ。戦後和紙の需要が減少する中で書画用紙に活路を見出し成功した。
鳥取県とスタバ
78 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2010/09/11(土) 01:50:09 ID:w0cTVDYG0
127 : ななしのよっしん :2011/12/17(土) 19:56:35 ID: i2del90Q2I
昔何かで
「鳥取からスターバックスコーヒー行く場合、最短時間で行けるのは羽田空港店」
てのを見た記憶が有るんだが、あれってガチなのか・・・?
129 : ななしのよっしん :2011/12/20(火) 13:27:26 ID: R1fmzWMrh8
>>127
多分ガチ。
鳥取から距離的に最も近いスターバックスは恐らく姫路。所要時間を比較すると、
鳥取空港から羽田空港まで空路で約1時間15分。
鳥取駅から姫路駅までスーパーはくとで約1時間30分。
ちなみに鳥取駅から岡山駅までスーパーいなばで約1時間45分。
長らく鳥取県にはスターバックスが無くネタ抜きで鳥取市から最短時間で到達できるスタバが羽田空港だった。これは県知事もネタにするほどでこれに便乗した「すなば珈琲」というそれっぽいコーヒー店も出現した。そんな中ようやく2015年5月23日にスターバックス県内一号店が開店すると47都道府県で最も遅い出店として平井知事のダジャレとともに全国ニュースにも取り上げられ開店前に1000人を超える行列ができた。
しかしこれでスタバネタが使えなくなり宣伝ネタが一つ減ることになったが平井知事は「わがスナバ県は永久に不滅です!」と今後もダジャレPRを続ける意気込みを見せた。また「すなば珈琲」は本家の開店に合わせて「大ピンチキャンペーン」を実施し「3回に1回ぐらいは当店をご利用ください」と大手に打ち勝つのではなく共存を図る何とも鳥取らしい姿勢を見せた。その後一連の報道による宣伝効果からかスタバ・すなばともに好調で、すなば珈琲は期間限定ながら東京出店を行ったり鳥取県内観光地の認知度ランキングで4位にもなった。そもそも鳥取の観光地を4つ以上あげるのが難しいが。
鳥取県の成り立ち
近代以前
律令制では現在の鳥取県にあたる地域に因幡国と伯耆国が存在した。この両国は戦国時代まで統一的に支配されることはなく、むしろ東西の勢力の境界になることも多かった。この状況が変わるのは江戸時代で、初期にはいくつかの外様大名に分割統治されていたが転封や改易により因幡・伯耆の二国を準親藩格の池田家が統治する鳥取藩となりこれが幕末まで続いた。鳥取藩では米子城が一国一城令の特例で残され、米子の統治も池田家家老の荒尾家の自治となったことから現在まで至る鳥取と米子が共同体でありながらお互いに独立的な関係性が始まる。
廃藩置県
明治になり廃藩置県が行われると鳥取藩の領域がそのまま鳥取県となり飛び地が整理された明治4年11月に現在と同じ領域の鳥取県が設置される。鳥取県はスムーズに領域が確定した一方、現在の島根県にあたる領域(隠岐・出雲・石見)では幕末に大小の藩が存在していたことからなかなか領域が確定せず、明治4年12月に隠岐が浜田県から鳥取県に移される。隠岐が編入されたことで米子に県庁を移す案もあったが実現しなかった。
明治9年8月に鳥取県が島根県に編入される。この決定は突然で島根県下では鳥取のインフラ整備の遅れもあり鳥取の住民の反発を招く。特に士族は旧鳥取藩32万石のプライド(旧松江藩は18万石)もあり反発は大きく過激な分県運動に発展した。一方で米子などの伯耆の住民は文化的なつながりや県庁までの距離から島根県への反発は少なく鳥取県再設置への反対が多かった。
このような地域対立をはらみながら明治14年9月12日に鳥取県再設置が実現し現在に至る鳥取県の歩みが始まる。現在、鳥取県ではこの9月12日を「とっとり県民の日」としている。
鳥取県の市町村
主な都市
鳥取県は平成の大合併前から市が4つしかなく合併後も市の数は変化が無かった(なお、徳島も4つだったが、市町村合併で増えた)。東部の鳥取市、中部の倉吉市、西部の米子市・境港市と覚えておけばよい。
鳥取市(特例市) 人口約20万人
- 島根県の松江市と並んで山陰地方最大級の都市である。
- 立地が山陰や県内でもほぼ東の端で、他の都市とのアクセスが微妙に不便なため、人口規模の割には物流や出店などでやや不遇な扱いを受けることも。
- というか県庁所在地にも関わらず最近まで高速が全く繋がっていなかったせいで、つい最近までは文字通りの意味で陸の孤島に近い状態だった。
- その分、京阪神とを結ぶ智頭急行特急スーパーはくとの活躍は目覚ましく、新車投入の余裕もあるほど。
- 2013年にようやく鳥取自動車道が中国道と直通し、東西を結ぶ山陰道も整備が進んできたため状況はかなり好転している。
- そのため、真南にある岡山県より阪神地方とのつながりが深く、関西広域連合に参加しているほど(むしろ中国地方を見限っている)
- 一応、鳥取空港からは羽田まで毎日5往復の定期便があるので東京方面からのアクセスはしやすい。
- 余談だがこの鳥取空港、愛称が鳥取砂丘コナン空港というヤケでご当地要素を盛ったような名前である…立地は砂丘の外で、コナンの生みの親である青山剛昌氏も鳥取市ではなく県中部の北栄町出身。ツッコミどころしかない
- 日本三大砂丘の一つである鳥取砂丘があり、その他にも『因幡の白兎』の伝説の元である、白兎海岸及び白兎神社がある。(因幡てゐの原典?)
- 砂丘のせいで誤解されがちなのだが、西日本の平野部では一番の豪雪地帯である。
- また、「湖山池」という池としては日本最大の湖がある。この湖は複数の島を持った汽水湖という非常に珍しい池である。2013年には一時アザラシが姿を現した。
…何を言っているのかわからないと思うが何も間違っていないので悪しからず。 - 意外にも、世界最大級の液晶工場がある。
- 一人あたりのカレー消費量が日本一多いといわれる。
- しゃんしゃん祭りという、傘を持って踊る市民まつりがある(飾り傘を持って踊るのが特徴)。
- 特例市となるために周辺の町村を合併した。用瀬地区は流しびな行事で有名。
倉吉市 人口約5万人
- 米子と鳥取の中間に位置する都市。中立的な立場をとっているが、スーパーはくとは倉吉まで着くので鳥取寄り(だが旧伯耆国なので、文化は米子寄り)。
- 大山の麓から蒜山の麓。
- 平成の大合併以前からある山陰の市としては珍しく国道9号線が通過せず(他には境港市のみ)、かつ唯一、海に全く面していない。
- そのせいで車で県内を移動する際はスルーしてしまう形になり、県の中心部にあるにもかかわらずやや影が薄い。
- 市内は名前の通り倉が多く、古い街並み(重伝建)が残る。公衆トイレも倉のデザインを採用している。
- 大山山麓で盛んな畜牛の影響か牛骨ラーメンが戦後直後から普及していて、最近ではB級グルメとして全国に売り出し中。
- あのストレッチマン(NHK)こと、宇仁菅真の出身地。
- 最近はKONAMIの企画「ひなビタ♪」によって注目されつつあり、ついには劇中の架空の市と姉妹提携をした。市内限定のグッズなども販売されたりしている。
- 2016年10月21日に倉吉市中心部から僅か南方5キロの東伯郡三朝町を震源としたM6.2の鳥取県西部地震が発生。昼過ぎということもあって幸い死者はでなかったものの、市内は旧市街を中心に少なからぬ被害を受けた。
- グッドスマイルカンパニー(グッスマ)のフィギュア工場が立地しふるさと納税の贈呈品にグッスマ製のねんどろいどの桜ミクが選ばれるとネット上で話題になりふるさと納税額が急増した。
米子市 人口約15万人
- 商業都市として発展し、『山陰の大阪』とも呼ばれ、百貨店も高島屋と天満屋がある(昔は大丸もあった)。正直、鳥取市より開けている。
- 山陰の交通の要所であり、情報の発信拠点でもある。
- 米子自動車道も通っているので岡山、島根東部とつながりが深い(同じ県内の鳥取市は相手にしていない)
- 一方、スーパーはくとが米子まで延伸する予定はなく、やむなく線形の悪い特急スーパーはくもやくもを利用せざるを得ない。いちおうサンライズ出雲も停車する。
- 北の海沿いには山陰最大の温泉地『皆生(かいけ)温泉』があり、日本におけるトライアスロンの発祥地であり今でも毎年大会が行われている。
- JRA日本中央競馬会「ウインズ米子」は、山陰地方唯一の場外馬券売り場である。
- 鳥取と島根のどっちに出店しようか迷ったら、まずは米子にしておけば両方カバーできてお得。しかも山陽側との出入り口となる場所なので物流的にも有利。そのためアニメイト、なか卯など米子が山陰初というチェーン店も少なくない。もちろん県内で初というチェーン店はもっと多い。全都道府県で最後まで鳥取を放置していたセブンイレブンも鳥取に先駆けて出店した。
- 平成の大合併で西伯郡淀江町を合併吸収した。
- 王子製紙米子工場の巨額な法人税を持ち、イオン日吉津ショッピングセンターがある西伯郡日吉津村を吸収合併したくてしょうがない。イオン駅前店?なにそれ?
- ちなみに、イオン日吉津SCの駐車場内に併設されている「新鮮市場」では、新鮮な魚介・松葉ガニを購入できるのでオススメ。
- 米子インターチェンジ近くにある「壽城
」は米子城を模しているが本物の城郭ではない。お菓子工場、兼おみやげ屋、兼展望台である。絶対に米子城跡と比べてはいけない。絶対にだ。
だが、最近では米子城跡も注目を集めるようになった(城そのものは明治時代に解体され、木材が残念な使い方をされた)。 - イメージキャラクターは「ヨネギーズ」。デビューはひこにゃんとほぼ同時期。「ヨネギーズハンドタオル」など、オリジナルグッズを展開している。クリプトン公認ではちゅねミクとのコラボ展開中。(どうしてこうなった?)
- がいな祭りという祭りが行われており、秋田の竿燈まつりに倣った万灯まつりや花火大会が見もの。
- 更には「とっとりアニカルまつり」の会場にもなっている。(本当にどうしてこうなった?)
- 2024年には山陰では珍しく音楽フェスの会場となった(だが、主催は鳥取市の日本海テレビと松江のエフエム山陰で米子市の山陰放送ではない)。
境港市 人口約3万人
- 市名の由来は漁港に因み、「さかいみなと」市である。日本海側最大の水産都市であり、日本有数の漁港である境港がある(こっちの読みは「さかいこう」)。
- 元祖妖怪ブームの立役者、水木しげるの出身地である為、『ゲゲゲの鬼太郎』のブロンズ像が並ぶ『水木しげるロード』があり、住民票の写しの透かしに鬼太郎のキャラクターが使われている。また、米子駅~境港駅間を鬼太郎列車が運行している。(米子駅 0(霊)番線ホームから乗車)。また、この境港市の試みは、聖地巡礼型まちおこしの草分けともいわれている。
- 「水木しげるロード」はブロンズ像の他にも水木しげる記念館など施設が整備されイベントも多く開催される観光地になっており、実は年間で200万人近くもの観光客が訪れるなど、あの鳥取砂丘以上の集客力を誇る。
- そして山陰唯一の空自基地となる航空自衛隊美保基地(米子空港と共用)も敷地の殆どは米子市ではなく境港市にある。
- 魚介類が美味しいよ。知られていないが、実は本マグロの水揚げ国内1位である。
西伯郡日吉津村 人口約3千500人
- 県内で唯一、平成の大合併を経てなお残った「村」。
- しかしその実態は、王子製紙米子工場とイオンモール日吉津を抱える県内有数の産業都市である。
- 三方を米子市に囲まれ西は川一本渡れば米子の市街地、南と東は建物単位で境目が複雑に入り組んでいる状況もあって、傍からは米子市の郊外にしか見えない。
その他の郡
- 岩美郡
岩美町のみで構成。岩美町には山陰の松島といわれる浦富(うらどめ)海岸という景勝地があり、松葉ガニでも有名。 - 八頭郡
若桜町、智頭町、八頭町で構成。智頭急行の恩恵を一番受けているエリアである。柿や梨を特産。 - 東伯郡
三朝町、湯梨浜町、琴浦町、北栄町で構成。スイカ、二十世紀梨、ブドウなど土壌の特性を利用した農業が盛ん。三朝町は国内屈指のラジウム泉と役行者が法力で作ったわけがないと伝えられる国宝三佛寺投入堂で有名。 - 西伯郡
日吉津村、大山町、南部町、伯耆町で構成。鳥取のシンボル、大山の北麓にあたる。北部には国内最大の弥生時代遺跡である妻木晩田(むきばんだ)遺跡、南部町には国内最大級の花時計が有名な『とっとり花回廊』がある。 - 日野郡
日南町、日野町、江府町で構成。大山の西麓にあり、鏡ヶ成高原はリゾート地やレジャースポットとして知られる。
近年では東伯郡琴浦町(旧東伯町と赤碕町が2004年に合併)が、漫画『琴浦さん』のタイトルの元ネタになったこともあって、2013年にアニメ化された際には提供画面で本町の風景が紹介されたり、町内でもタイアップが開始されグッズの販売など、萌えおこしが行われている。
鳥取県の観光地
とっとりで待っとります
- 鳥取砂丘:鳥取県といえば砂丘、砂丘と言えば鳥取県。砂漠ではない。むしろ緑化が問題になっている。起伏に富んだ砂浜といったところ。天然記念物や国立公園に指定されているので砂や動植物を持ち帰ってはいけない。足跡で落書きしてもいけない。個別記事も参照
- 水木しげるロード:境港駅前800mの道沿いに妖怪像が設置されている。当初は23体だったが次第に増えていき2017年2月現在153体になっている。水木しげる記念館もある。キャラクターを使った商店街活性化の成功例。
- 大山(だいせん):中国地方最高峰にして日本屈指の名峰。標高について最高地点は剣ヶ峰の標高1729mだが登頂困難で危険があり安全に登頂可能な地点である弥山の標高1709mが標高とされることもある。国引き神話では現在の島根半島を綱(弓浜半島)でつなぎとめる為の杭の一つであったとされている。サントリー天然水の採水地の一つ。麓には牧場が点在し大山乳業協同組合は白バラ牛乳で県民におなじみ。個別記事も参照
- 投入堂:国宝。三佛寺奥の院。断崖絶壁のくぼみに建立されているお堂で建築方法は現在も謎。伝承によれば役行者が文字通り投げ入れたという。投入堂の参拝は修行であり滑落事故も多発しているため日本一危険な国宝とも呼ばれている。三徳山と三朝温泉の日本遺産認定でも「六根清浄と六感治癒の地 ~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~」となっている。危険な登山は無理という人にはふもとの車で行ける地点に望遠鏡と遙拝所が整備されている。
- 鳥取城:戦国時代に久松山に築かれた山城で豊臣秀吉による兵糧攻めは鳥取の飢え殺しとして有名。この悲惨さを表現したかつ江(渇え)さんというキャラクターが考案されたが物議をかもしお蔵入りとなった。江戸時代には準親藩格の池田家の居城となり麓に近世城郭が整備された。明治時代の廃城令では廃城を免れたが廃藩置県で鳥取県が島根県に編入された際に県庁所在地(松江)以外に城はいらぬと破却されてしまった。松江城は国宝になったのにおのれ島根。現在はほぼ建造物は残されていないが戦国期から幕末まで改修を繰り返しながら利用されていたので各時期の遺構が残されている貴重な城跡。特に球状の巻石垣が城に利用されているのは鳥取城でしか確認されていない。
- 白兎神社:因幡の白兎で知られる白兎を祀った神社。因幡てゐ縁の神社としてしばしば痛絵馬が奉納されている。個別記事も参照
- とっとり花回廊:日本最大級のフラワーパーク。天候に左右されず植物を鑑賞できるよう1周1kmの屋根付き展望回廊があり、これが名前の由来となった。メインフラワーはユリで通年で鑑賞できるほか日本に自生する野生ユリ15品種をすべて保有・展示している。大山を借景とした花畑は絶好の記念撮影ポイント。アクセスは最寄りの伯耆溝口駅よりも米子駅からシャトルバス(無料)を利用した方が便利。個別記事も参照
鳥取県を舞台にした漫画・アニメ
- 砂漠の野球 ・コージィ城倉
- 父の暦 ・谷口ジロー
- 遥かな町へ ・谷口ジロー
- のんのんばあとオレ ・水木しげる
- タッチ ・あだち充 注:物語終盤の高校総体開催地が鳥取市で、浅倉南が遠征。
- 琴浦さん ・えのきづ 注:アニメ版のみ作品名の元ネタになった東伯郡琴浦町の要素が付加されている。
- Free! ・あおじこうじ(原案) 注:アニメ化にあたり岩美郡岩美町がロケ地に選ばれている。
- ひなビタ♪ ・KONAMI
鳥取県に本社・拠点事業所を置く企業
- 日本セラミック
- 三洋電機コンシューマエレクトロニクス
- オムロン倉吉
- 寿製菓
- 丸京製菓
- サンマート
- 王子製紙(拠点事業所)
- 日本たばこ産業(拠点事業所)
- グッドスマイルカンパニー楽月工場
- 大山乳業農業協同組合
鳥取県出身の人物
政治家
戦国武将
作家・開発者
- 赤井孝美(イラストレーターなど)
- 赤城大空(小説家)
- 青山剛昌(漫画家)
- 桜庭一樹(小説家)※生まれは島根県
- 篠田ひでお(漫画家)
- 谷口ジロー(漫画家)
- 鳥取砂丘(漫画家)
- ながとしやすなり(漫画家)
- 錦織敦史(アニメーターなど)
- 新田靖成(アニメーターなど)
- 藤原芳秀(漫画家)
- 堀田きいち(漫画家)
- 前田真宏(アニメ作家)
- まつもとゆきひろ(プログラミング言語『Ruby』の作者)※生まれは大阪府
- 水木しげる(漫画家)
- 森秀樹(漫画家)
- 森康二(アニメーター)
- 森山一保(漫画家)
- 山口宏(アニメ脚本家)
声優
俳優・タレント・お笑い芸人
その他
- 岡崎満義(ジャーナリスト)
- 中原誠(将棋棋士)※鳥取県生まれ、宮城県出身
- 辛坊治郎(キャスター)
- 沢田研二(歌手)
- 九里亜蓮(プロ野球選手)※鳥取県米子市出身、広島東洋カープに所属
- トリピー(ゆるキャラ)※初出は境港市、みうらじゅん曰く「ゆるキャラのルーツ」
- ヨネギーズ(ゆるキャラ)※米子市のイメージキャラクター、はちゅねミクとコラボした
- かつ江(渇え)さん(ゆるキャラ?)※籠城戦マスコットキャラクター、色々あってお蔵入りに
- 鳥取戦士サキューン(架空の人物)
放送
テレビ・AMラジオ
FMラジオ
関連動画
関連項目
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