嫉とは、ねたむという意味の漢字である。
漢字として
嫉
- Unicode
- U+5AC9
- JIS X 0213
- 1-37-42
- 部首
- 女部
- 画数
- 13画
- 意味
- ねたむ、女性がねたむ、そねむ、憎む、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は㑵で〔説文・巻八〕に「妎(ねた)むなり」「一に曰く毒なり」とある
- 字形
- 形声。声符は疾。
- 音訓
- 音読みはシツ(漢音)、シチ(呉音)、訓読みは、ねたむ、にくむ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。2010年に常用漢字に採用された。
- 語彙
- 嫉害・嫉視・嫉妬
異体字
- 㑵は、〔説文〕の本字。
- 𡜍は、〔康熙字典〕に本字は嫉とある異体字。
- 𢞱は、〔字彙補〕に嫉と同じとある異体字。同文鐸に見られるという。
- 愱は、〔集韻〕に嫉と同じとある異体字。𢞱とは異構の関係。〔広韻〕に「毒害なり」とある。JIS X 0212補助漢字。
- 𧪠は、〔玉篇〕などに愱と同じとある異体字。〔広雅〕に「苦なり」、〔類篇〕に「毒なり」とある。疾と通じる。
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