抜とは、オナヌである。手の友である。
漢字として
- 意味
- 旧字体は拔。
- 〔説文解字・巻十二〕には「擢(ぬ)くなり」とある。〔爾雅・釈草〕に「蘢葛なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は犮。
- 音訓
- 音読みは、1.の場合、ハツ(漢音)、バチ、バツ(呉音)、2.の場合、ハイ(漢音)。訓読みは、ぬく、ぬける、ぬかる。
- 規格・区分
- 抜は常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 抜群・抜山蓋世・抜粋・抜擢・抜刀・抜本
異体字
- 拔は、旧字体で人名用漢字である。2004年に常用漢字表の参考字体から人名用漢字に格上げされた。JIS X 0213第二水準。
- 㧞は、〔字学三正〕にある俗字。
- 𢪺は、〔韻会小補〕に拔と同じとある異体字。
- 𢬌は、〔干禄字書〕に「俗」とある異体字。
拔
- Unicode
- U+62D4
- JIS X 0213
- 1-57-22
- 部首
- 扌部
- 画数
- 8画
- 0
- 0pt
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