概要
RoboVMとはVMとついているが仮想マシンではなく、Javaバイトコードを各プラットフォームのネイティブコードにコンパイルすることを目指したプロジェクトである。特にJavaの開発環境が存在しないiOSでの需要が高かった。
オープンソースプロジェクトであったが、2015年10月にXamarin社に買収され、それに伴いソースコードがクローズに変更された。しかも、同社は2016年2月にマイクロソフトに買収される
。Xamarinを足がかりにモバイル進出を目指すMicrosoft社の.Net Frameworkが、競合する技術であるRoboVMの存続を許すはずもなく、RoboVMは2016年4月に開発終了が発表された。
代替技術
- BugVM
: もともとオープンソースプロジェクトであったので、ソースがクローズになる前の版をもとに存続させるプロジェクトが存在する。同様のプロジェクトが他にもあるらしい。
- Intel Multi-OS Engine
: 2016年6月28日にオープンソース化が発表
された。これに伴い有償サポートが廃止されたようで、体よく捨てられたように見えなくもない。
- Gluon Mobile
: Gluon社の有償製品。無料版もある。
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関連項目
関連リンク
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