YZF-R3とは、昨年末デビューしたヤマハ発動機の世界戦略車である。YZF-R25に続き、日本で発売された。
・・・足りない？？
YZF-R25のエンジンをベースにボアを8mm拡大、圧縮比をわずかに落としギア比をややワイド化したエンジンは320cc、42馬力/10750rpm、3.0kgf/9000rpmというスペック。
フルスケール400ccクラスに79cc足りないエンジンで大丈夫なのか、と思うのだが、車両重量は169kg（YZF-R25との重量差3kg、ABS装着車とは実に1kg差。ちなみにR-3はABS全車標準装備）とライバル車と比べても20～30kg軽い（ホンダCBR400は最軽量のFで190kg、カワサキNinja400は209kg。いずれもABSなし）。この組み合わせは意外に強力な武器になるかもしれない。
以前RZ250の上位機種として売られていたRZ350のようなビッグバイクイーターとなるのか。
（車体設計は上位機種に合わせ、日本では独自規制に倣った小さいエンジンを載せて売る、というのは結構昔からある手法ではあるが。）
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