アーマード・コア ヴァーディクトデイとは、フロム・ソフトウェア開発のメカカスタマイズアクション&リアルタイムストラテジーゲーム。
2013年9月26日にPlayStation3 / Xbox360のマルチプラットフォームで発売。
公式な略称は『ACVD』。検索タグも『ACVD』が最も多く用いられている。
アーマードコアシリーズの最新作。前作「アーマード・コアⅤ」の続編にあたる。
前作の領地戦に代わってワールドモードが新たに登場。プレイヤーがチームに所属する点は前作と同様だが、チームが三大勢力のどれかに属し、他勢力と戦うこととなる。
旧作に存在したがⅤには存在しなかった武器腕・シールドが復活し、既存カテゴリーにも多くのパーツが追加されている。
前作ACVのパーツ、エンブレムやアセン、DLCなどは引継ぎ可能。
ただし引継ぎができるのはVD初回起動時のみ。ここでNoを選択すると原則引き継ぎが出来なくなるので注意。
セーブデータはサーバー側に保存されるため、例え本体からデータを削除しても引き継ぎなおすことはできない。逆に言えば、HDDの破損等でセーブデータが消えてもサーバーから復旧されるので安心。
ACVの追加ガレージやリペイントパーツ等、一部DLCは後から導入することができる。
ミッション総数は60。10のメインミッション、50のサブミッションで構成される。
全てのミッションでCo-opが可能。UNAC(後述)をミッションに連れて行くこともできる。
難易度は前作と比較すると全体的に高め。
初心者はミグラント養成動画などでの情報収集をお勧めする。
ストーリーミッションを、様々な制約を付けてプレイするモード。
プレイ開始時に専用のセーブデータが作られ、クリア状況、所持パーツ、所持金などがリセットされた状態から始まる。
また一切のオンライン要素が使用できない(Co-op含む)。
単純にダメージが増えるだけのものから、修理費・弾薬費が激増するものまで様々。
また、全ての条件において残機が設定されており、残機が無くなるとゲームオーバー。最初からやり直しになる。
前作の領地戦に相当する部分。三つの勢力(シリウス・ヴェニデ・EGF)のいずれかに所属し、他勢力との戦闘を行う。
世界は7つのエリアに分割され、それぞれが8つのステージを持つ(つまり総ステージ数は56)。
このステージを攻撃し陥落させることで先に進み、最終的にエリアの本拠地であるタワーを陥落させることが目的。全てのタワーを失った勢力は敗北となり、生き残った勢力が勝者となる。(所属勢力が敗北すると、防衛側で出撃はできなくなるが侵攻側で出撃することは可能)
出撃条件を設定後にマッチングが開始されるが、今作では出撃条件はあくまで希望であり、出撃条件に合った相手がいない場合は条件を緩和してマッチングする。防衛希望でも、侵攻として出撃することがある。それでもマッチングしない場合は同勢力との模擬戦や、NPC戦となる。これは前作の問題点だったマッチングにかかる時間を可能な限り短縮するためである。
またチームの対戦成績もマッチングに加味されるため、比較的実力の似通ったチーム同士がマッチングされる模様。
戦況はWeb上のACVD-LINKにてリアルタイムで確認可能。
敵対勢力と戦闘を行った場合、勝敗に応じて戦闘を行ったエリアの耐久値が増減する。
通常出撃により、ポイントを一定値まで蓄積すると行える。
通常出撃との違いは、勝利時のエリアの耐久値の増減が大きいこと(事前情報だと通常出撃の100倍くらい)。
そのため防衛側の陣地はプレイヤーの持つカスタム領地のうちどれかから選択される。
また、稀に未確認兵器戦が発生する。
各プレイヤーにひとつずつ勢力から貸し出される領地。
前作と同じく、砲台などを設置して強化できる。
前作の武器成長システムを改良したもの。前作との大きな違いは以下の5点。
従来シリーズに登場し、前作で無くなった武器腕が今作では形を変えて登場する。
従来の武器腕は腕の先が武器になったものであったが、近作の武器腕は腕部そのものが武器に変形するというもの。これは近作のハンガーシステムにより、背部武器が存在しない為である。 その為、従来と異なり手持ち武器を保持する腕が存在する。
通常武器、腕部と異なる部分は以下のとおり。
使用時の変形は、前作のオーバードウェポンに勝るとも劣らない、浪漫溢れるものである。
正式名称はUNmanned Armored Coreで、無人ACのことを指す。
パーツの組み換えやAI思考のカスタマイズが可能で、様々な特徴を持つUNACを作成可能になっている。
更に、ゲーム内通貨を支払ったり、ワールドモードの戦闘を記録した作戦ファイルを利用することでUNACの機能を拡張すれば、より高度なカスタマイズができる。
また、オペレーターとして出撃する際は他メンバーを全てUNACで構成可能な他、戦闘中にUNACの思考パターンを強制変更することが可能。
前作で不評だった、AC撃墜後のパイロット(通称おっさん)モードに撮影機能が追加される。これにより戦闘の様子をカメラに収めることができる。
撮影した画像は報道組織VoWの提供するニュースという形で、他のプレイヤーに公開することも可能。ゲーム中およびACVD-LINKから閲覧ができる。
また撃墜後、パイロットモードを中断し、他のプレイヤーのACにカメラ視点を移すことも可能。
前作と同じく、ACガレージやCOMボイス、特殊パイロットシルエットなどが販売される。
ACVのDLCもそのまま利用できる。
またカスタムUNACはプレイヤーごとにひとつしか所持できないが、DLCで販売される月刊UNACで拡張可能である。
また、今作ではストーリーミッションのBGMと演出を、特別仕様に変更する、ストーリーを楽しみたいプレイヤー向きのDLCも発売されている。収録されているBGMの中には、サントラ未収録のものや、今までのシリーズBGMのアレンジ曲などが多い。
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最終更新:2024/12/20(金) 19:00
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