エコーナイト#2 〜眠りの支配者〜とは、1999年8月5日に発売されたホラー・アドベンチャーゲームである。CEROはB。
リチャード・オズモンドの恋人であるクリスティーナが消息を絶って三か月が経過した。
大学の職員だった彼女は、図書館の特別室に出かけたっきり霧のように消え去ってしまったのだ。
一向に進展を見せない警察の捜索に苛立ちを募らせたリチャードは、幸いにも図書館に勤めている知り合いのケントに頼み込み、何が起きたかを調べるため夜の図書館へと侵入。
そこで貸出名簿からクリスティーナの調べていた一冊の古本を発見。その中には彼女と生き写しかのように似ている女性を写した写真が挿入されていた。
直感から孤児として育ったクリスティーナが出生の秘密を探るべくクランシー家を訪ねたことを悟ったリチャードは、夜の帳を車で走り深い森を抜けようとするが、ハンドル操作を誤り木に激突。
意識を失い、脳裏に女性が撃ち抜かれる光景がフラッシュバックしたリチャードが目を覚ますと、そこはもう屋敷の中だった。
前作『エコーナイト』の翌年に、PlayStationにてフロム・ソフトウェアから発売された続編。
一度のプレイでは理解しづらい個所が多く、また矛盾点や未回収の伏線もあり、プレイヤーに考察の余地を多く残すゲームとなっている。
設定や世界観は『エコーナイト』と繋がっているものの、ストーリーは完全に独立しており、主人公も同姓同名の別人である。このため前作未プレイでも問題なく楽しめる。
昇天させることが可能な亡霊の数が30人と前作に比べ大きく増加した。
またセーブポイントである電話の設置個所も増えたため安心感が増している。カンテラやロウソクなどの持ち運びアイテムも追加された。
しかし灯りを点けるには『分電盤の鍵』を使って分電盤を復旧させる必要が出てきてしまったため、ただ簡単になったわけではなく部分部分で緊張感も増している。
舞台は前作の豪華客船から広大な洋館へと移った。湖をボートで移動できるようになったため探索可能エリアは広いが、霊たちが船に乗り込む前の記憶へのアクセスが無くなったことにより閉塞感が強まっている。
前作がオーソドックスなホラーアドベンチャーだったのに対し、今作はアクション部分での要求点が増え、謎解きもより難解になっている。
エンディングは全4種類。
2004年には続編として『NEBULA-ECHONIGHT-』が発売された。
ニコニコ動画のタグとしては「エコーナイト2」が機能している。
2007年10月10日にはPlayStation Store上での配信も開始された。DISC版をPS3でプレイすると音飛びがひどいという報告が上がっているので今プレイするならダウンロード版が無難。
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最終更新:2024/11/28(木) 14:00
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