ギャヴィン・ブライアーズ

ギャヴィン・ブライアーズ（1943～）とは、クラシック音楽のうち現代音楽に属する作曲家であり、折衷主義・多様式主義を掲げるポストモダン作曲家の一人である。

概要

ヨークシャーに生まれ当初はジャズバンドのベーシストとして活動していた。しかしやがて作曲家に転向、当初はニューヨークで流行していたケージ、フェルドマン、ブラウン、ミニマル音楽などに傾倒し「タイタニック号の沈没」で一躍名をとどろかせた。
他の活動としては素人に演奏させる「ポーツマス・シンフォニア」があり、その「偶然性の音楽」の表現方法はブライアン・イーノに強く影響を与えた。

また「イエスの血はなお私を見捨てなかった」はミニマル音楽の傑作として名高い。

彼の作曲活動はあくまでもクラシック音楽の文脈で語られるものであるが、エレクトロニカなどテクノのアーティストにも影響を与えている。

関連動画

関連商品

関連項目

• 作曲家一覧
• クラシック音楽
• 現代音楽
• ジョン・アダムズ
• アルヴォ・ペルト
• マイケル・ナイマン
• ヘンリク・グレツキ