かなえたいから私は飛ぶ!
『ストライクウィッチーズ2』 とは、島田フミカネ&Projekt Kagonish原作のテレビアニメである。
2008年に放送されたテレビアニメ『ストライクウィッチーズ』の続編。
ストーリー概要は「ストライクウィッチーズ」記事も参照のこと。
2010年7月より、テレ玉ほかUHF系などで放送された。全12話。
また、ニコニコ動画で最新話が1週間限定で無料配信された。
映像規制はTOKYO MX、BS日テレ、ニコニコではやや緩め、それ以外の局ではやや強めである。
本作品の主な登場人物は、第501統合戦闘航空団<ストライクウィッチーズ>のメンバーである。
その他、『ストライクウィッチーズ2』の主な登場人物、各話キーパーソンを以下に紹介。
初めて組織された連合軍(国際連盟空軍/LNAF)の統合戦闘航空団。欧州全土がネウロイの手に落ちたのを期に、ミーナ中佐を中心に世界中からエースウイッチを集め、ブリタニア防衛およびガリア開放を目指して創設された。ちなみに創設当初から残るのはミーナ、バルクホルン、エーリカ、坂本、ペリーヌ。創設時には他にカールスラント、扶桑、オストマルク各一名およびブリタニア空軍の二名のウイッチがいたが転属で隊を離れ、一方でシャーリー、ルッキーニ、エイラ、サーニャ、リーネ、宮藤が追加入している。
この<ストライクウィッチーズ>の戦果を受け、欧州を中心に世界各地で508までの統合戦闘航空団が組織されている。ちなみに統合戦闘航空団はJFW(Joint Fighter Wing)と略される(501の場合、”501st.JFW”ないし”501JFW”)。
『ストライクウィッチーズ』でガリア解放を果たしたあと第501統合戦闘航空団は解散、メンバーはそれぞれ故郷などに帰ったが、新たな別のネウロイがヴェネツィア公国を占領。ロマーニャ防衛を本務としていた第504統合戦闘航空団は先の戦闘で行動不能になったため、ロマーニャの地で再び結成されることとなった(ミーナが上層部のアドルフィーネ・ガランド少将からなかば無理やり命令書をもらった形らしい)。
→アニメにおけるメンバー詳細は記事「ストライクウィッチーズ」中、「主な登場人物とC.V.だから恥ずかしくないもん!」の項の表を参照の事。
ロマーニャ北東部に拠点をもつ統合戦闘航空団、通称「アルダーウィッチーズ」(ARDOR=熱情・熱心)。この部隊に関しては「スクトゥム(盾)」の別名もある。
ロマーニャ公国のエリート部隊「赤ズボン隊(パンタローニ・ロッシ)」のメンバーを中核に編成されている。隊長はフェデリカ・N・ドッリオ少佐。下のリストに上がっていない隊員としてドミニカ・S・ジェンタイル大尉、ジェーン・T・ゴッドフリー大尉などがいる。
詳細は「ストライクウィッチーズ 紅の魔女たち」も参照のこと。
声優:浅野真澄。扶桑皇国海軍遣欧艦隊リバウ航空隊所属。階級は大尉。18歳。通称「リバウの貴婦人」。使い魔は紀州犬の血統と思われる白犬。
戦争初期に扶桑皇国から欧州に派遣された海軍のエース。504JFWの戦闘隊長として1話冒頭で人型ネウロイと接触する「トラヤヌス作戦」を指揮していたが、新型ネウロイの出現、攻撃によって504JFWは戦闘行動不能に陥ってしまう。
詳細は「竹井醇子」参照のこと。
声優:森永理科。17歳。中尉。使い魔はマーモット。栗毛の髪が特徴的。
ロマーニャのウィッチで504JFWに所属。第1話に彼女らしき姿が確認できるほか、最終話EDにも登場。ロマーニャ公国を治めるロマーニャ公の直轄部隊「赤ズボン隊」の1人。
詳細は「フェルナンディア・マルヴェッツィ」参照のこと。
声優:水橋かおり。16歳。曹長。使い魔はボロニーズ。白銀の髪で小柄な身体が特徴的。
ロマーニャのウィッチで504JFWに所属。第1話に彼女らしき姿が確認できるほか、最終話EDにも登場。ロマーニャ公国を治めるロマーニャ公の直轄部隊「赤ズボン隊」の1人。
詳細は「マルチナ・クレスピ」参照のこと。
声優:広橋涼。18歳。少尉。使い魔はグレイハウンド。黒色短髪で長身。
ロマーニャのウィッチで504JFWに所属。第1話に彼女らしき姿が確認できるほか、最終話EDにも登場。ロマーニャ公国を治めるロマーニャ公の直轄部隊「赤ズボン隊」の1人。
詳細は「ルチアナ・マッツェイ」参照のこと。
18歳。中尉。使い魔はアンダルシアン。腰まで届く茶髪をポニーテイルにしているのが特徴的。
ヒスパニア空軍から504JFWに配属。トラヤヌス作戦では地元ロマーニャに敬意を表し赤ズボン隊の制服で参加したが、最後まで戦場に留まり負傷。第1話、ルチアナの隣に彼女の姿が確認できる。
詳細は「アンジェラ・サラス・ララサーバル」参照のこと。
アフリカに派遣されたカールスラント帝国第27戦闘航空団第2中隊(というか実質マルセイユ一人)を基幹として、扶桑陸軍アフリカ派遣独立飛行中隊(砂隊)が加わり結成された。部隊規模が小さいため飛行隊となっている。統合戦闘飛行隊「アフリカ」の通称を持つ。
現在確認されている同隊のメンバーには、マルセイユの僚機にライーサ・ペットゲン、従兵として異色の陸戦魔女マティルダがいるほか、「砂隊」の人員として、一時引退していたが復帰した加東圭子とあわせて派遣された新人ウイッチの稲垣真美がいる。「アフリカの魔女」の一連のシリーズでこの部隊創設のくだりが描かれている。
ウィッチがもともと少ないアフリカ戦線では、その能力を最大限に発揮するために各国の陸戦ウィッチとも共同戦闘をすることも多い。
詳細は「ストライクウィッチーズ アフリカの魔女」参照のこと。
声優:伊藤静。大尉。
カールスラントのエースウィッチ。北アフリカ戦線を一手に支える「アフリカの星」。
詳細は「ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ」参照のこと。
声優:楠見藍子。少尉。
「アフリカの星」の背中を護る影の立役者。
詳細は「ライーサ・ペットゲン」参照のこと。
声優:日野聡。扶桑皇国海軍所属。階級は兵曹。
一期より扶桑皇国内で坂本美緒の副官のような立場で彼女を補佐している。『SW』のブリタニア、『SW2』でのロマーニャへの道のりでも美緒に随行する。一期後は宮藤とも仲がよさそうで横須賀基地内で親しげに話しているのが見られる。また、ドラマCDなどではみっちゃんこと山川美千子と趣味が合うようで、海軍の艦についてマニアックなことを話しているシーンがある。好きな船は航空母艦『鳳翔』。
本作品内の男性キャラとしては登場回数が比較的多い。詳細は「土方圭助」を参照。
声優:花澤香菜。扶桑皇国陸軍独立飛行47中隊所属。1945年時16歳、少尉。
一話で突然空から降ってきた(失速してきた)ウィッチ。芳佳の父、宮藤一郎の手紙とともに宮藤家を訪れた。一期最終話でもほぼ同一のシーンがあり、「宮藤博士からのお手紙です」と手紙を差し出す場面から当時、二期決定か!?と騒がれた。2期最終話では幼馴染でもある中島錦とともに504JFWで登場。
漫画『ストライクウィッチーズ 蒼空の乙女たち』にて初登場。
詳細は「諏訪天姫」を参照のこと。
声優:三瓶由布子。天姫と同じ独立飛行47中隊所属。17歳、少尉。
ゲーム『白銀の翼』や『蒼空の乙女たち』で登場。後者では諏訪天姫とともに福生学校で機種転換教育を受けている。2期最終話において天姫ともども504JFWシーンに登場し、転倒した天姫を助けている。
詳細は「中島錦」を参照のこと。
声優:麦人。扶桑皇国海軍所属。階級は大佐。扶桑皇国海軍の戦艦<大和>艦長。
モデルは小林省三郎、小沢治三郎など諸説ある。
欧州支援作戦(援三号作戦)にあたり、艦隊とともに喜望峰周りで欧州へ派遣。道中での総司令官の負傷により艦隊指揮を引き継いでいる。ロマーニャ近海にて医務室で爆発事故があったため、501JFWへ救助要請を打診。その後到着した芳佳とリーネの援助により負傷者は事なきを得る。
その後ネウロイの巣より500キロ沖合いにてネウロイとの遭遇戦へ突入。リーネの懸命な援護と、「来るべき作戦」のために大和を失うわけには行かない、という理由からリーネをそのまま残して転進を英断。後に「扶桑皇国軍人として心より恥じる」と悔いている。
『SW』では芳佳と美緒が便乗する遣欧艦隊の空母<赤城>の艦長として登場。<赤城>はブリタニア沿岸でネウロイの攻撃を受け大破するが、かろうじて生き延びた。宮藤に守られたことへの感謝として、扶桑人形を彼女に贈っている。様々な活躍もあって扶桑海軍内では宮藤は意外に有名人らしく、艦長も「宮藤さん」と呼んでいる。
声優:堀之紀。扶桑皇国海軍所属。階級は中佐。扶桑皇国海軍の戦艦「大和」の副長。
艦長である杉田の補佐を勤める。『SW』では空母<赤城>の副長で、今作では<大和>の副長として登場するも、欧州到着後に海軍軍令部付として連合軍総司令部に転任している。しゃべり方が棒読みのように聞こえることで印象的。
声優:佐藤有世。宮藤芳佳の親友ではとこ。通称みっちゃん。第1話、第12話にて登場。
詳細は「山川美千子」を参照のこと。
ところで彼女の祖父はよく農業用のトラクターを運転しているが、1期では事故った挙句に彼女を負傷させ、2期では危うく熊の子を轢きそうになるなど、どうも自動車運に恵まれない。実は宮藤に運転を教授しているようだが……
声優:鳳芳野。モデルはイタリアのパイロット、アルトゥーロ・フェラーリン。
第3話にて登場。ヴェネツィア共和国南部沿岸沿いの孤島に1人暮らしをしながら、時折来る新人、及び長期間前線を退いていたウィッチ達を再訓練することを行っている現役を引退した老ウィッチ。ただし魔力は残っている。北部のヴェネツィア本土には孫夫婦たちがいるらしく、毎年孤島に里帰りしてくるために彼女は孫達に会える楽しみとのために孤島に住み続けている。
ストライカーユニット以前に世界で使われていた箒にのって魔力をコントロールする術を教えることを訪れた芳佳達に教えた。美緒も昔彼女に訓練を受けたことがあるようだが、アンナ曰く「素直でいい子だった」というが、ベッドの美緒の筆跡で彫られた「クソババァ」の文字や本人も未だにクソババァと呟く所から見解の相違が見られる(あるいはアンナが芳佳たちをやる気にさせるためにあえてそう言った可能性もある)、だが美緒自身は彼女を尊敬してはいる様子。坂本美緒が訓練した時、ベッドで泣いたらしい。
なお、アルトゥーロ・フェラーリンはスタジオ・ジブリ作品「紅の豚」の主人公ポルコ・ロッソの親友のフェラーリン少佐のモデルとなった事でも有名。
声優:米澤円。ロマーニャ公国第一公女。
モデルは映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンが演じたアン王女、およびイタリア国王ウンベルト2世の第一王女、マリア・ピア・ディ・サヴォイアか。
第5話に登場。食料調達などにローマにきた芳佳達が食料品で品定めしている時、フランチェスカ・ルッキーニが通りで数人の男に誘拐されそうになっている(真相は男達はSPで、マリア公女がある理由で初の公務へ行くことを拒んでいた)マリアを助けた。
その後ルッキーニとローマ中を探訪していく内に、以前からあった自分がローマの民人を救えるかどうかの葛藤に悩み、ネウロイ撃破後に私欲なくロマーニャを守るといったルッキーニに感銘を受けた。その時、自身の『ノブレス・オブリージュ』(高貴なる者の義務)に改めて気づき、その後の正式な初の公務の席で、大切なものを気づかせてくれたルッキーニへラジオ放送を通して「私の友人」の言葉と感謝の言葉、空輸による食料などの資材を送った。
なお、マリアとルッキーニが観光したローマ市外での出来事は「ローマの休日」を踏襲している(真実の口に手を入れて手が食べられた振りをする、トレヴィの泉にて一緒にコインを背面投げして泉に一緒に落ちる等)。
声優:野川さくら。ノイエ・カールスラント技術省所属。階級は中尉。16歳。愛称「ウーシュ」。
モデルはエーリヒ・ハルトマンの妻、ウルスラ・ハルトマン。
501st.JFWのエーリカ・ハルトマンの双子の妹。姉エーリカとは才能の違いからかつて確執があったが、スオムスで活躍した後は解消された。今でこそ容姿はメガネを除いてエーリカに似ているが、髪型などは近年になって姉と同じように揃えたもの。
現在でこそ社交的で空戦でも実績をあげているが、昔は寡黙でマニュアル通りの行動しかできず、実戦はさっぱりの問題児だった。研究や読書に熱心で、サーニャ・V・リトヴャクが使っているロケット弾、フリーガーハマーの原型を生み出したのも彼女。
『SW2』現在はノイエ・カールスラントの技術省で新兵器開発に携わる。今までのレシプロストライカーの常識を覆すジェットストライカー「Me262」を開発。501st.JFWでのテストで壊れた同機を引き取りに来た際、ノイエ・カールスラントからもってきた大量のジャガイモを置いていった。最終話EDではまたも実験室を爆破している姿を見せた。
初のストライクウィッチーズ小説作品である小説「スオムスいらん子中隊」シリーズより登場しているキャラクターでもある。詳細は「ウルスラ・ハルトマン」を参照。
第1話 | 宮藤芳佳(福圓美里) & 坂本美緒(世戸さおり) |
第2話 | 坂本美緒(世戸さおり) & 宮藤芳佳(福圓美里) |
第3話 | 宮藤芳佳(福圓美里) & リネット・ビショップ(名塚佳織) & ペリーヌ・クロステルマン(沢城みゆき) |
第4話 | ゲルトルート・バルクホルン(園崎未恵) & シャーロット・E・イェーガー(小清水亜美) |
第5話 | 宮藤芳佳(福圓美里) & フランチェスカ・ルッキーニ(斎藤千和) & シャーロット・E・イェーガー(小清水亜美) |
第6話 | エイラ・イルマタル・ユーティライネン(大橋歩夕) & サーニャ・V・リトヴャク(門脇舞以) |
第7話 | ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(田中理恵) & ゲルトルート・バルクホルン(園崎未恵) & エーリカ・ハルトマン(野川さくら) |
第8話 | 宮藤芳佳(福圓美里) & リネット・ビショップ(名塚佳織) |
第9話 | 坂本美緒(世戸さおり) & ペリーヌ・クロステルマン(沢城みゆき) |
第10話 | エーリカ・ハルトマン(野川さくら) & ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ(伊藤静) |
第11話 | 坂本美緒(世戸さおり) & ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(田中理恵) |
第12話 | 宮藤芳佳(福圓美里) & 坂本美緒(世戸さおり) & ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(田中理恵) & ペリーヌ・クロステルマン(沢城みゆき) & リネット・ビショップ(名塚佳織) & エーリカ・ハルトマン(野川さくら) & ゲルトルート・バルクホルン(園崎未恵) & フランチェスカ・ルッキーニ(斎藤千和) & シャーロット・E・イェーガー(小清水亜美) & サーニャ・V・リトヴャク(門脇舞以) & エイラ・イルマタル・ユーティライネン(大橋歩夕) |
以下は ストライクウィッチーズチャンネルに登録された本作品の各話におけるユーザの反応である。
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掲示板
842 ななしのよっしん
2021/08/20(金) 02:29:28 ID: tahmvP8sW9
…って久々に来て前と同じような米しちゃった
>>840
何か寄り道ばっかりしてた感じだよなー
それでやっと話が動き出すのが10話くらいだったし
843 ななしのよっしん
2021/08/31(火) 08:21:34 ID: 0bcqgvGyk4
宮藤の成長劇描いたから他のキャラを掘り下げる。がテーマだったんだと思う。キャラ崩壊じゃなくて
「普段緊張してるだけで普段はこういう人たちなの」ってを描きたかったっぽいし。進めば進むほど「普段はこういう人たちです」っぷりを描き続けるせいでキャラ崩壊よく言われる感じ
844 ななしのよっしん
2022/06/07(火) 01:22:51 ID: tahmvP8sW9
掘り下げるというより発信しますっでやるような極端なキャラ付けをしてるようにしか見えなかった
提供: まうぎう
提供: ちぇしゃねこ
提供: おw
提供: ロリ兄
提供: 知依
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/31(月) 09:00
最終更新:2025/03/31(月) 08:00
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