クラマース・ブレンガーム(Kullamas Blengkam)とは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。通称「プロイ(宝石の意)」。
アニメ・ゲーム等未登場。
王立タイ空軍のパイロット、カムロップ・ブレンガーム(คำรบ เปล่งขำ)と思われる。
第16戦闘飛行隊に所属。1944年11月、タイ・ランパーン上空においてP-51とP-38あわせて21機からなる米軍編隊をわずか5機の九七式戦闘機で迎え撃った戦いで、敵機1機を撃墜する戦果を挙げた(タイ空軍側は全機被撃墜・1名戦死、4名負傷。米軍側は損傷して帰路に喪ったものを含め4機喪失といわれる)。この功で勇敢勲章を受章。
日に焼けた肌に短い黒髪、くりくりした大きな瞳が愛らしい背の低い少女。オリーブ色のセーターの上から白象を染め抜いた赤いワッペンを肩に付けたカーキ色のジャケットを羽織り、スパッツ様のズボンを重ね履きしている。
「宝石」を意味する「プロイ」の通称で呼ばれる。明るい性格で、ストライカーユニットを壊して極北のスオムスに左遷されたことを語っても悪びれない、「いらん子中隊」らしいタイプ。
シャムロ王国第16飛行隊で小型ネウロイ1機を共同撃墜する戦果を挙げたのち、「勉強のために」(本人の語るところでは「ストライカーユニットをまとめて壊したから、お前はここがいいって言われた」)という理由で送り出され、1943年10月にスオムス義勇独立飛行中隊(“いらん子中隊”)に着任。
1944年4月には、502JFW<ブレイブウィッチーズ>と協同した大型ネウロイ「シリンダー」撃破戦に参加。ついで5月には戦闘中に行方不明となり戦死を確実視されるが、「トナカイの背に乗って」帰還し翌6月の大型ネウロイ「タワー」攻撃にも参加する。7月には曹長に昇進した。
1944年12月、スオムス義勇独立飛行中隊の第507統合戦闘航空団<サイレントウィッチーズ>への再編に伴い、そのまま同部隊に所属している。
小説『ブレイブウィッチーズPrequel3 オラーシャの遠雷』において初登場のウィッチ。原作者・島田フミカネのTwitter上での前情報がビジュアルの初披露で、同作巻末にプロフィールが収録された。シャムロ王国、および扶桑皇国以外のアジア圏からのウィッチはワールドウィッチーズ初。
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最終更新:2025/12/10(水) 17:00
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