ハスターの落し子とは (ハスターノオトシゴとは) [単語記事]

ハスターの落し子(Spawn of Hastur)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。

概要

ハスターの落し子は旧支配者〈名状しがたきもの〉ハスター(Hastur)の落とし子である奉仕種族。

別名〈名状しがたきものの星生の子〉。

ハスターの落とし子はハスターとともにヒヤデス星団のカルコサの近くにあるといわれるハリ湖に棲んでいるといわれている存在であり、ハスターを召喚する際に一緒に召喚されることもあるといわれている。

ハリ湖に棲んでいるが水陸両生の存在であり簡単な飛行能力も備えている。なので近場であれば空を飛び、散策を行なっていることもあるのだろう。

その姿はまるでタコのような八本脚をもつ骸骨のような顔を持った存在であるとされており、タコのような形状からクトゥルフ(Cthulhu)との関連が疑われることがあるがとくに関係ないことだろう。

ハスターの落し子はあまり言及されることのない存在ではあるがクトゥルフ神話TRPGにおいてたびたび召喚されるハスターのお供、もしくはハスターを崇拝するものの従者として用いられることだろう。