ボカランED曲とは、雪崩現象の痕跡である。週刊VOCALOIDランキングが導火線になり、火曜日未明に発生する場合が多い。
この雪崩現象は、3~4段階を経て発生すると見られるため、以下に四段階に分け、簡略化した主な流れを記載する。
ランキング制作者の秘密のマイリストに、うっかり拾われてしまう。
この段階で「ボカランED曲」のタグが付くことはまずない。
VOCALOIDランキングのエンディング曲として採用される。
ここで視聴者は腰を抜かしたり、埋もれ曲であることに落胆したりする。
突然採用曲の再生数が跳ね上がる。総合ランキングや音楽ランキングに載ってしまい、さらに雪崩が悪化する場合もある。
この段階で、「EDから」の様な弾幕がついたり、「ボカランED曲」のタグが付いたりする。
翌週の週刊VOCALOIDランキングでランクインをしたりする場合(※下記参照)があり、作者、視聴者ともに余韻に浸る至福の時間である。
最初に犠牲となった曲は【初音ミク】週刊みくみくランキング#2にて採用されたcelluloid (Full)である。
同曲はこの時点で2万再生を数える人気曲だったが、#1にて集計漏れ(その後の再集計により暫定11位)により未掲載となってしまった。そのことへの謝罪の意味合いを含んだ特別採用だったと思われるが、そのために、#2には#1になかった下位順位の動画を紹介するEDパートが追加されることになる。
これが好評を博したためか、#3以降にもEDパートが常設されることとなり、そこで紹介される動画も含めて多くの名曲が発掘される切っ掛けとなった。
ボカランED採用曲のうち、第四段階まで進行したケースを挙げる。
翌週のランキングで30位以内にランクアップ(初登場)したのは現在6例。
特殊な例として2008年6月17日の#37でエンディングに採用されたHeaven's dooRについては採用後大きく伸びたもののランクインはしていない。これは、6月12日に投稿されていた「ちょっといい音版」も同時に伸び、バージョン違いの曲がある場合にはもっともポイントの高い動画のみが紹介されるため、わずかにポイントの高かった「ちょっといい音版」の方のみがランクインすることとなったためである。ポイント上では26位相当となっている。
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最終更新:2024/12/31(火) 02:00
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