ボスの落日とは (ボスノラクジツとは) [単語記事]

ボスの落日とは、「たこルカランキング」で第1回の初登場第1位以来長らくTOP20を死守してきた動画「たこルカぽっぴっぽー」がついにTOP20から陥落したことを嘆く言葉である。

概要

動画「たこルカぽっぴっぽー」は巡音ルカの登場後間もない2009年 2月4日にfakefar氏によって投稿された。

当時巡音ルカの発売の喧騒間もない時期のことであり、この動画は拍手喝采とともに迎え入れられ、大人気動画となった。設置間もない「たこルカランキング」では第1回の集計発表（#1）で2位以下を大きく引き離し初登場1位の快挙を果たす。その後、「震源地」と呼ばれ、何度も1位を取る、ベスト3以内を前後し続けるなど華々しい活躍を続ける。

2010年に入りその神通力もやや衰えを見せ始めるが、なおもしぶとくTOP20を死守し、「ボス」の名をほしいままにしていた。しかし、MMD杯の影響は無視できず、ついに「たこルカランキング #84」で第5回MMD杯のあおりを受けベスト20から陥落してしまう。#85においても回復することができず、時代の趨勢を表すこととなってしまった。

これにより、「たこルカランキング」連続登場記録は#1～#83の83週ということになる。現在、新ボスの座を「たこルカ★マグロフィーバー」に譲ることとなったが、この曲もかつてのMMD杯の影響で連続登場記録が途切れたことがあり、83週連続登場の記録は今後たやすくは破れないものと思われる。

なお、「たこルカランキング #86」でほぼ通常通りのランキングに戻ったため、再度復活を遂げることに成功した。とはいえ、今後も何らかの突風の影響を避けることは困難が予想される。

そしてその予想は現実のものとなり，「たこルカランキング #104」では、第6回MMD杯のあおりを受け、再びTOP20から陥落した。今回は予選・本選とも別枠扱いという救済措置が取られない可能性があり、陥落が長期化する可能性が指摘されている。

その後、#105、#106は予選と本選の狭間にあったためボスの復活を果たしたが、第6回MMD杯の本選を反映した「たこルカランキング #107」では、MMD杯の動画を別枠扱いしなかったため、91位まで陥落してしまった。「たこルカランキング #108」では76位、「#109」では56位まで持ち直しているが、本選期間およびその余波を受ける期間のベスト20からの陥落はほぼ確実な情勢である。そして、「#110」では25位まで上昇し、「ボスの復活」が待たれる。