湯舟「何だよ モチスターベーションって……」
川藤の働きかけにより、若菜に続き桧山、岡田、湯舟も野球部へ復帰。二子玉川学園高校野球部は、野球部としてあるべき姿を取り戻しつつあった。
現在の部員は6人。まだ9人に達してはいないものの、それでもようやく練習ができるようになったことに御子柴はワクワクしながら部室へ向かうが、その部室では関川含む部員5人が結局いつも通りに麻雀とタバコを嗜んでいた。
新生野球部の先行きに不安を覚える御子柴だったが、岡田は「心配すんなよ野球少年」と語りかける。
それぞれモチベーションはちげーけどな
俺たちゃ自分でやりてーからやるんだからよ
この言葉で心は確かに変わったことを感じた御子柴だったが、当の4人は「モチベーション」という言葉を理解できず、そういうやり方の話だと解釈した。
ちなみに、「モチベーション」が日本で定着したのは1998 FIFAワールドカップでマスコミが多用したのがきっかけ[1]であり、本話掲載時ワールドカップ終了直後(執筆時はおそらく開催中)であった当時は、モチベーションを知らなくても特別おかしくはないという背景がある。
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最終更新:2025/12/12(金) 11:00
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