ライツコントロールプログラム

ニコニコ動画及びニコニコ生放送では、知的財産の権利を保持者が事前に情報を登録することにより、ニコニコ動画やニコニコ生放送で自身が保有している権利を侵害している動画や生放送が存在するかどうかを把握するための仕組みを用意している。これがライツコントロールプログラムである。略称はRCP（登録できるのは法人のみ）。

概要

2009年2月24日までは「SMILEVIDEO 権利侵害対応プログラム」という名称だったが、現在は単に「ライツコントロールプログラム」という名称になっている。

言わずもがなではあるが、ニコニコ動画に投稿された動画には著作権侵害になるような動画が多い。とくにMAD系の動画はさまざまな創作物からつくられ、ニコニコ動画の検索機能だけで全部把握するのは難しい。そこで、自身の権利を侵害している動画を発見するために特化したツールを必要とする権利者は、申請すればこのツールを使うことができる。

登録者は投稿動画への各種検索、検索キーワードの事前設定による新着動画からの検出、自動モニタリングにより、権利侵害動画を把握することができる。生放送についても各種検索機能を使って権利侵害生放送を抽出し、生放送の即時停止が可能。

なお、検出した動画については削除だけではなく「認可」することもできる。その際、別途契約を結び、動画ページの広告収入を受けることもできる。

関連項目

• 動画を削除した権利者一覧

外部リンク

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