レミーのおいしいレストラン(原題:Ratatouille)とは、ピクサー・アニメーション・スタジオによる長編アニメーションである。
レミーのおいしいレストラン | |
基本情報 | |
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監督 | ブラッド・バード |
脚本 | ブラッド・バード |
音楽 | マイケル・ジアッチーノ |
製作 | ピクサー・アニメーション・スタジオ ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 | 2007年6月29日(米国) 2007年7月28日(日本) |
上映時間 | 112分 |
映画テンプレート |
『アイアン・ジャイアント』や『Mr.インクレディブル』を手がけていたブラッド・バードによるピクサーでの二作目。
世界一の美食の街パリを舞台に、憧れのシェフが遺したレストランで料理の手伝いをしたネズミが、料理の腕がからっきしの雑用係とタッグを組み、下火だったレストランの名声を取り戻してゆくコメディタッチのサクセスストーリー。
温かい色彩が特徴的で、特に紫色の空は一つの絵画の世界に入り込んだかのよう。
原題の「Ratatouille」はフランス南部の野菜煮込み料理「ラタトゥイユ」のこと。ネズミ(Rat)とかけているほか、クライマックスからラストにかけて大きな役割を担う。
デフォルメされているとはいえ大量のネズミが登場するので苦手な人は注意が必要かもしれない。
人間の食に強い興味を示すネズミのレミーは、ある日、今まで住んでいた家を追われる最中、群れからはぐれてしまう。
腹ペコのレミーは置いてあったフランスパンをかじろうとしたところ、今は亡き天才シェフのグストーが幽霊となって現れ、「盗むのは泥棒、料理人なら食べ物をつくれ」とささやく。
自分がパリに流れ着いたことを知ったレミーは偶然にもグストーのレストランを発見し、雑用係のリングイニが作ったヒドいスープを見事修正して見せるもすぐに発見され、瓶詰めにされた後、料理長から「客に見られたら困るから遠くで殺してこい」と言われたリングイニに川に投げ捨てられそうになってしまう。
しかし、レミーが人の言葉がわかることと素晴らしい料理を作れることを知ったリングイニは、料理が苦手な自分に代わってあのスープを再現してほしいと頼む。
契約を交わした二人は夢の似合う街・パリで秘密の共同作業を開始。
意外性あふれるその料理は皆を興奮させ、やがて美味しい奇跡を起こす。
レミー 日本語吹替:岸尾だいすけ
本作の主人公。嗅覚と味覚が発達した小柄なネズミ。人間の食文化に強い関心を持つが、家族の無理解に悩んでもいる。群れでは毒の検査係を担っていた。前足を汚したくないためなるべく二本足で歩く。帽子の下から髪の毛を掴んで指示をだし、リングイニを操る。
アルフレード・リングイニ 日本語吹替:佐藤隆太
もう一人の主人公。グストーの元恋人の息子。料理は下手の横好きでいろんな店を首になってきた。レミーの指示に従って料理を作り続けるうちに人気者となる。ローラースケートが上手い。
オーグスト・グストー 日本語吹替:有川博
最年少で五つ星を獲得した世界一のシェフ。著書に『誰でも名シェフ』がある。イーゴに酷評され四つ星に降格し、失意のままこの世を去った。レミーの憧れの人物で、劇中では故人だが、想像の産物という形で登場する。製作の初期段階では存命の予定だった。
アントン・イーゴ 日本語吹替:家弓家正
食べる死神の異名を持つフランス一の料理評論家。好物は“料理人の将来性”。ラタトゥイユを食べるシーンはそこそこ有名な海外ミームになっている。
スキナー 日本語吹替:浦山迅
リングイニが務めるレストランの料理長。小柄で浅黒く執念深い、金に汚い商業主義者。意外と鋭く、リングイニに厳しく接するが……
コレット・タトゥ 日本語吹替:甲斐田裕子
本作のヒロイン。レストランの紅一点で、リングイニの教育係を務める。
ジャンゴ 日本語吹替:麦人
レミーとエミールの父で群れのリーダー。リアリストで、ネズミはネズミらしく生きるべきという信念を持ち、残飯を漁って死ぬだけの人生に疑問を持つ息子とは対立しがち。
エミール 日本語吹替:茶風林
レミーの兄。体毛は赤褐色。感嘆家。
掲示板
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最終更新:2025/04/27(日) 22:00
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