ロゴッグ(Rhogog)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。
ロゴッグは中央に赤い単眼が埋め込まれた、触ると熱く、葉っぱのない樫の木のような旧支配者である。
別名〈古き血の器の使者〉。
ロゴッグはクトゥルフ(Cthulhu)とハスター(Hastur)がイギリスで戦ったときにクトゥルフから流れ出した血液によって生み出されたといわれている。兄弟喧嘩で流血沙汰がざらな世界である。
クトゥルフの星の落し子(Star-Spawn of Cthulhu)たちはクトゥルフの流れ出した血を何ものにも害されない”存在”に与えたといわれており、その”存在”はロゴッグになるまで休眠するのだという。ロゴッグの力は凄まじいだといわれている。
ロゴッグの木のような体は常に熱を帯びており、触ると火傷をするほどに熱い。それがクトゥルフの性質によるものなのかは不明である。
小説内では、崇拝者が星辰の位置を正しくするための方法としてロゴッグを用いようと計画していたが、その結果どうなったのかは説明されていない。
登場作品:『Sacristans of Rhogog』(1991)-Micheal Saint-Paul
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最終更新:2024/04/28(日) 01:00
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