基底現実

大地って何だ

弐瓶勉の漫画「BLAME!」に登場する語。

高度に発達した仮想空間であるネットスフィアと区別して、現実世界をそのように呼称する。

元ネタはイアン・バンクス著「フィアサム・エンジン」だろう。この他にも超構造体や凄まじいスケール感のロケーションなど、同著からインスパイアを得たと考えられる表現がある。

その他

「我々の現実」「語り手から見て故郷の世界」を簡潔に言い表せる言葉として便利なためか、仮想空間や創作上の世界、特に複数の異世界にまたがる作品ではこの語が使われることがある。

特に独自用語や解説を入れずとも主観的な現実世界を言い表せる秀逸な語と言えるだろう。

関連項目

• BLAME!