演劇ユニットTEAM NACSのサブリーダー。本業は安田さんonちゃんの中の人。
「水曜どうでしょう」のどうでしょう班(大泉洋、鈴井貴之、藤村D、嬉野D)と並び、ほぼ準レギュラーの扱いとして番組に出演。onちゃんの中の人としてタコ殴りや飛び蹴りを食らう、ラジオの生放送終了直後に大泉と一緒に拉致られる、HTBのスタジオに3日間軟禁される、牛乳の早飲み競争で無茶しすぎてリバースする(安田さんリバースの項を参照)など、散々な目に遭う。
その苦労が報われて、NHKの朝の連続テレビ小説や大河ドラマにまで出演するほど出世する。
しかし、現在でも代役の別の中の人のonちゃんとヤスケンが共演している場で、onちゃんに「オイ!安田!」と暖かい声援が飛ぶという。
水曜どうでしょう以外においても、「さっぽろテレビ塔を屁で登る」「自身の包茎手術のために番組内で基金を設立し、手術を放映される」「ヌード写真が表紙の本を出版する」など、数多くの爆笑エピソードを抱えることから「平成の怪物」と呼ばれることもある。
20代は舞台以外ではバラエティ、ラジオ、イベントなど主に北海道でローカルタレントとして活動していたが、2004年にCREATIVE OFFICE CUEがアミューズと業務提携したことで、TEAM NACSの他のメンバー共々、俳優として東京で本格的に活動するようになる。
役によっては女優相手にスカートに手をかけようとしたり舌をぺろぺろしたりと変態まがいの演技をするが、相手が男性だった場合も容赦がなく、『親孝行プレイ』では思いっきりむせて戻したカップ麺をそのまま斎藤工に食べさせてしまったり、ふざけてキスしようとした要潤に「事務所に言おうかと思った」と怒られたりしている。
また、舞台『スマートモテリーマン講座』のゲネプロで賀来賢人相手に後ろから腰を振ったときにはさすがに福田雄一に止められたといい、『スマートモテリーマン講座』3作目に出演した大東駿介は賀来に「安田さんには気をつけろ」と言われていたらしい。
体を張った思い切りのいい演技も多く、『アオイホノオ』では脇毛を、『下町ロケット』では髪の毛を毟り、『重版出来!』では抜いた鼻毛を投げつけていた。
『HK 変態仮面』のニセ変態仮面役ではずっと乳首を擦り続けていたが、実はかなり痛かったらしく、撮影の合間に共演者のムロツヨシに「やばいムロ君やばい乳首やばい」と真顔でこぼしていたという。
昔はチーム内でも台本の覚えは早いほうだったが、演技スタイルの変化や年齢のためか、覚えるのは遅くなったという。台本を丸暗記出来ないと言い、書かれたセリフの単語の順番などを書き込みしながら分析し、句読点も含め一字一句を肉体に落とし込んでいくという。
時間をかけて役に入り込むからか、単に撮影スケジュールの都合なのか、宣伝用のポスターと実際の役の見た目が違うことがある。
(特に下町ロケットのポスターでは、髭も眼鏡ももじゃもじゃ頭もなくまるで別人である)
役に入り込んでいる撮影中と1日の撮影が終わった後では顔がまるで違うと言われることがある。
演技に対しては非常にストイックで、一人舞台を行った際には自分を追い込みすぎて血反吐まで吐いたという。
映画、舞台、ドラマと約1年間で3役のオカマ(女形)役が続いた際には、プライベートでもしばらくオカマキャラが抜けなかった。オカマキャラの間はよく喋る人になり、奥さんにはオカマだった時期が一番話しやすかったと言われたという。
男5人しかいないため女役をメンバーの女装で補うことも多いTEAM NACSの公演でも安田が女装をしたことはなく(変態役やレオタード、全裸などはあるが)、初めてオカマ役が来た当初(撮影前)はヘアメイクをしても「ダメだ、絶対綺麗になんかならん」とやさぐれるほどだったというが、演じた後は今までやってきた他の役との違いは無かったと振り返る。
阿部寛曰く、その役がどんな人物であるかをひたすら考え続け、がつっと役に入り込むタイプの役者。その結果か『問題のあるレストラン』の几ハイジ役では共演者に「出会ったときには女性だった」と言わしめ、最終的には「生理がないのが悔しい」という境地にまで達したという。
台本は喫茶店などで覚えることも多いらしい。
適当にふざけるクセがあり、舞台挨拶やインタビューなどでもその場で言うと面白いと思ったことを発言することがあるため、事実と微妙に異なる場合もある。
有名なところでは、水曜どうでしょうでの名言「実際問題、この社長のとこじゃ食っていけないんですよ」と発言したころには実はそれなりに食べていけており、発言から4年もしないうちに300万円を貯め結婚している。
2015~6年頃からその姿勢を改めたい、ちゃんとインタビューに答える人間になりたいと発言している。
ドラマ『アオイホノオ』、映画『女子ーズ』や『HK 変態仮面』シリーズ、舞台『スマートモテリーマン講座』など、数多くの福田雄一作品に出演している。
福田は、”安田顕がこうしたら面白いのに”と思っていたことが舞台で観れなかったため自分でやったという舞台『スマートモテリーマン講座(2010年)』を、当時”安田顕の真骨頂”と発言。また、安田も福田雄一を”東京の演出家で初めて自分の魅力的なところを引き出してくれた人”と評している。
福田は基本的に役者発信のアイデアを重視するタイプだが、安田に関しては特に”その発想を大事にしている”と言い、『HK 変態仮面』では、安田が演じた戸渡の老けメイク(眼の下のクマ、シミ、白髪まじりの髪型)や、ニセ変態仮面の乳首を擦る仕草はすべて相談なしの安田発信のものだったという。
「安田さんは勝手にやります」
様々な音楽に造詣が深く、HTBで「夢チカ18」という音楽番組に開始当初から15年間ナビゲーターとして出演していた。
現在はSODAという雑誌でジョン&ヨーコの「ベッドイン」をオマージュしたヤスダコタハウスという連載を持ち、毎回ミュージシャンと揃いのシルクのパジャマを着てベッドインしながら対談をしている。
サディスティック・ミカ・バンドの元ドラマー高橋幸宏や、ザ・クロマニヨンズのギタリスト真島昌利などには、偶然会ったバーで「僕とベッドインしてください」と対談をお願いするナンパをしていたらしく、高橋は「(オファーが来たときに)マネージャーにこれはないですねと言われたが、約束した覚えがあるので出た」と言っている。
その他、小室哲哉、小泉今日子、ディーン・フジオカ、また大ファンで過去何度もインタビュー経験のあるaikoともベッドインしている。
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最終更新:2025/04/07(月) 09:00
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