ジョニー・デップとは、アメリカの俳優であり、人造人間であり、潜入捜査官であり、海賊であり、工場長であり、帽子屋であり、吸血鬼であり、歌う理髪師であり、インチキ美術商であり、人工知能である。
1963年6月9日生まれ。少年時代は家庭の事情でもう荒れに荒れまくっていた。
危ないモノに手を出すわ、親は離婚するわ、もう悲惨な状態で、自傷行為まで繰り返す始末。
しかし友人の死をきっかけに真人間へと生まれ変わり、バンド「The Kids」のリードギターとして活動することになる。バンドは商業的に成功を収めることになり、ロサンゼルスへと移住する(真人間になったあとも器物破損やら暴行事件やらを起こしてるけど)。
そして1984年に後にアルカトラズ島で活躍することになる、みんな大好きニコラス・ケイジの薦めで俳優へと転進。
同年「エルム街の悪夢」で俳優デビューを飾る。
その後、「マイアミ・ホットリゾート」「プラトーン」「クライ・ベイビー」などに出演。
1990年にはティム・バートン監督の「シザーハンズ」で主人公エドワーズを演じ、ゴールデングローブ賞にノミネート。この名演によってハリウッドで確固たる地位を確立し、人気俳優の一人となる。
90年代前半には「エドウッド」や「ギルバート・グレイプ」といった傑作に出演。
「ドンファン」では20世紀最高の俳優の一人であるマーロン・ブランドとの共演を果たす。
90年代後半にも「フェイク」や「スリーピーホロウ」などに出演。相変わらずティム・バートンと組むと変人の役ばっかりである。
娯楽大作には出ねーから!を貫いたジョニーだったが、家族の生活も考えてとあるディズニー映画への
出演を決める。 それが「パイレーツ・オブ・カリビアン」であった。
本作は「コケるから作らない方がいいよね」と言われていた海賊映画ジンクスをぶっ壊す空前のメガヒットを記録。
ジャック・スパロウを演じたジョニー・デップの知名度も超急上昇。日本でも来日時に空港に数千人が訪れるほどの人気に。あまりに人が殺到し、最前列のファンが死にそうになったとか。
もしジム・キャリーがジャックになっていたらどうなっていたのだろうか。
パイレーツシリーズヒット後は「スウィーニー・トッド 悪魔の理髪師」「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」といった盟友ティム・バートンとのタッグで奇妙なヒット作を連発し続けている。
ところが2010年代に入ると主演作がコケ始めるようになった。
第二のパイレーツでも狙ったのであろう「ローン・レンジャー」は見事にぶっこけてしまう。
「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」も大失敗。批評家から全くの支持を得られず、屈指の駄作として叩かれてしまう。北米で1000万にも届かないって災害レベルですよ。
「人でダメなら人工知能だ!」ともう何が何だかわからん方向に向かったSF映画「トランセンデンス」もボロボロ。
もうヒットする気がしなかった「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」も予想通り見事に大失敗だった。
そんなこんなでジョニーは「コスパの悪い俳優部門」で1位を獲得した。仕方ないね。
しかしながら「ブラック・スキャンダル」では俳優組合賞で主演男優賞にノミネートされている。もう変なコスプレやめた方がいいまである。
その後、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」にカメオ出演。終盤突然ジョニー・デップが出てきてちょっと笑ったのは編集者だけではないはず。なんだかんだ同シリーズの悪役として続投が決まっている。
また、独特の声の持ち主で何度もアニメーション映画の吹き替えを担当している。
主人公のカメレオンの声を担当した「ランゴ」は2011年アカデミー賞長編アニメーション部門を受賞している。
また、スウィーニー・トッドでは歌声を披露しゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門主演男優賞に。
芸能雑誌ピープルの選ぶ「もっともセクシーな男優」では常連。
気前よくファンにサービスをしてくれる人物としても有名である。
他にも皆がマネてテンガロンハットを被るわ、口髭を似せるわ、影響力がかなーりある。
ファンサービスをするあまり、家族サービスを忘れるのか、何度か結婚するが、破局の道を歩き続けている。特にアンバー・ハードとのいざこざはもう目も当てられない状態。まぁアンバーが勝手に暴走しているようにしか見え………。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは2017年までで第5作まで作られ、いずれもヒットを飛ばしている。
元妻のアンバー・ハードが2018年にワシントン・ポストに寄稿したDVに関する記事を巡って、ジョニーとアンバーは互いに名誉棄損として裁判所に訴えた。
ジョニーは記事の影響で『ファンタスティック・ビースト』シリーズを降板させられ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでもジャック・スパロウ役を続投しないと発言している。また、それ以外のキャリアにも大きな傷がつき、映画への出演が大幅に減ったとも主張している。
2022年4月から裁判は始まり、6月にジョニー側が実質勝訴を勝ち取っている。アンバー側は7月に控訴したものの、2022年12月にアンバー側が和解金100万ドルを支払い、示談が成立した。
2023年から2024年現在においては、降板した大作映画などには復帰していないが、『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』などで存在感を放っている。
掲示板
65 ななしのよっしん
2024/01/27(土) 21:11:12 ID: QMjr6Ovdxv
とんだ災難だったなジョニーは
66 ななしのよっしん
2024/02/02(金) 03:10:17 ID: akCVCO/QG4
判決出る前から元妻側の主張が全然信用できないのばっかだったからなぁ
パイレーツ・オブ・カリビアンもファンタビも良い役やってたから実にもったいない
67 ななしのよっしん
2024/03/21(木) 21:22:26 ID: 9CoUGotbZV
https://
裁判でフェミニストを煽ってジョニーを陥れた記者がクビになったってさ。
因果応報ってあるんだなぁ。
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最終更新:2024/11/09(土) 09:00
最終更新:2024/11/09(土) 08:00
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