富樫幸千代

富樫幸千代（とがし・こうちよ　1460？～？）とは、加賀国の戦国大名である。

富樫家22代当主。/富樫家加賀守護13代。

富樫成春の次男。富樫政親の弟。諱は不明である。

概要

1473年、応仁の乱の影響で兄・政親と争い真宗高田派や甲斐敏光と結び勝利した。

しかし翌年、本願寺一向一揆と結んだ政親に敗れて追放された。

それ以降、一向一揆と結び再三再四にわたり政親の領内に侵入して激戦を繰り広げた。

1474年に一向一揆により死亡した説もあるが、1476年に加賀半国を与えられたとされている。

ともかくとしてこれ以降史料から名は出てこないのが実情である。

関連項目

• 応仁の乱
• 富樫政親
• 富樫成春
• 一向一揆
• 本願寺蓮如
• 戦国時代の人物の一覧