甘瓜みるきとは、『ワッチャプリマジ!』の登場キャラクターである。誕生日は9月10日。
CV:相良茉優
ワッチャプリマジ!の1年目から登場するプリマジスタの一人。自分のことを世界一かわいいと思っていて、そのあざとカワイイ雰囲気が人気の存在である。語尾は「~だお」。
と、ここまで書くと前作『キラッとプリ☆チャン』の金森まりあと若干かぶってなくもない雰囲気があるが、あっちが自然体のカワイイを周りに伝播させることを無自覚に使命と思ってそうな教祖系アイドルであるのに対し、みるきのカワイイはすべて計算ずくでできた、キャラづくりの一環である。どちらかといえば前々作『プリパラ』の南みれぃに近い。
ただし、常に語尾が付いているわけではなく、独り言でもだお口調の時があれば逆に語尾無しで媚びる時もある。本人的には既にこれが自然なのかもしれないが、使い分けの基準は不明。
普段の姿(ページ下部)はセミロングのピンク髪だが、プリマジスタの姿(ページ上部)ではウェーブがかった髪の半分近くが金髪になるため、大きく印象が変わる。モデル等プリマジスタ以外の活動も行っているため、作中ではどちらの姿もネット上で知れ渡っている。メインキャラの中ではみゃむと同じぐらい背が低く、背丈以外はでかい。
「みるきがこの世界で一番かわいい」と自負しており、基本的にあざとく媚びたキャラで振る舞っているが、その本性はクレバーで腹黒。物語では最初に陽比野まつりと接触し、まつり達から自分がドタキャンしたステージで得たカードを強奪しようとした(その後現れた弥生ひなに鞘を納めさせられたが)。
当たり障りなく振る舞いつつも心の中では黒い本音を抱えている事も多く、まつりを「主人公補正がかかってる」「ワンチャンだけのポっと出」として妨害に走ったり、心愛れもんと最初に会ったときも「絡みづらい」と心の中で一蹴したりと辛辣な感情を抱いている。逆にひなや仕事関係者など格上・目上の人物に対しては媚びて取り入るなど、打算的に行動する。
狡猾な手段によって他人を蹴落とすことも躊躇しないが、基本的には空回りして失敗することが多く、コメディリリーフ要員を担うことも多い。語尾も相まって一部では美少女版やる夫などと囁かれている。
あざとい振る舞いやあくどい手段もあくまで自分を高めることが目的であり、プリマジそのものに関してはかなりストイック。はにたんのスパルタ指導にもちゃんと従って行動するなど根は真面目。なるべくローリスクな選択を取る主義であり、実力者のひなとかち合う事を避けてフレッシュフェスを辞退するといった思い切った行動も取る。
イケメンが好きで、作中でも皇あまね、伊吹橙真、ひゅーいと節操なく惚れ込んでいる。ただし冷めるのも早く、あまねのだらしない私生活やひゅーいの狼形態を見て幻滅している。
料理を始め家事スキルが高いが、本人はそのことを可愛いと思っていない。家庭の都合で野菜に詳しいようだが、家の話になると相手がはにたんだろうと脅迫して口止めする。
と、ここまで書くと割とヒールよりのコメディリリーフとも思われる存在なのだが、実際は彼女もまた、ワッチャプリマジ!のマジを担う存在ではある。
本当の甘瓜みるきは、黒髪黒目の地味なただの八百屋の娘だった。しかし、彼女もまた、心の奥底に秘めた自分の絶対に曲げられない芯があった。それは、どれだけ努力し、中身が詰まっていても、光の当たる側と影にさえぎられる側で一線引かれてしまうという、世の中のどうにもできない原則へのジレンマだった。さながら、訳アリ品として安売りされていく、理想の姿になれなかった野菜たちのように。
もし、プリマジの世界が、みんなに、やってみる、チャンスが平等に与えられた場所だったら、みるきもまた、夢をかなえる切符をつかみ、自分の理想の姿になれたのだろう。しかし、このセカイに、その夢の片道切符は存在しなかった。
そして、みるきは選んだ。たとえどれだけ手段を選ばず泥水をすすろうが、世界の在り方を変えることを。結果、彼女は髪を染め、目の色も変え、今のカワイイみるきになったのだ。そして彼女は、カワイイで世界の断絶の壁を破壊する、求道者としての茨の道を歩み始めることになったのであった。さながら、売れ残りの訳アリ野菜の見た目を、映えるものに転換するかのように。
かくして、なんやかんや、あざとくはあるものの、彼女の頑張りは、20話くらいには周囲のおとぼけなプリマジスタたちにも認められつつあったのであった。
掲示板
123 ななしのよっしん
2024/05/14(火) 18:43:52 ID: xV8MknNk4v
124 ななしのよっしん
2024/11/18(月) 11:46:45 ID: snQiys6k0q
太くねぇって!!︎!!︎
125 ななしのよっしん
2025/05/06(火) 18:37:56 ID: 6b2EJTEm9F
Xでの当時のオタク達の反応と印象
超初期→クソ女、ジェネリック新条アカネ、近年のシリーズでも稀に見る危険人物、本作の治安の悪さの象徴、ファンからのプレゼント裏で踏み潰してそう、気に入らないプリマジスタをエグい方法で恐喝して潰してそう、家庭環境荒んでそう、プリチャン世界にいなくてよかったetc…
裁判回以降→頼れるオカン、根っこは誰よりも真面目、この子のツッコミがなきゃ話がまとまらない、れもみる尊い、etc…
ここまで印象の変遷と好感度の上昇が著しかったキャラも珍しい
Xだとオタクの悪い深読み癖もあってか露悪的な妄想が初期は絶えなかったんだよなぁ、それが合宿以降スッパリ無くなったの凄いよ
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/16(火) 08:00
最終更新:2025/12/16(火) 08:00
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