御花畑駅とは (オハナバタケエキとは) [単語記事]

概要

1917年 9月27日に開業。名前の由来は秩父夜祭で使用される御旅所とされる。2009年には副駅名として「芝桜駅」が追加された。

2004年に駅舎が国の登録有形文化財に指定され、2024年には大正ロマン風をテーマとしてリニューアル工事が施された。

開業時は1面1線だったが、1989年 4月1日から西武鉄道との乗り入れが可能な2面2線に変わった。秩父本線がメインで使用するのは1番線のみ。2番線は実質臨時ホームであり、西武秩父線直通の列車と長瀞駅から御花畑駅まで走る列車が停車する。西武鉄道との乗り換えは土休日ダイヤしか行われないが、西武秩父駅へは徒歩5分ほどで着ける。

毎年12月には秩父夜祭が行われて山車が通るため、三峰口の踏切の架線は一時的に撤去が可能な構造になっている。秩父夜祭が行われる際は当駅は閉鎖され、羽生駅から秩父駅、影森駅から三峰口駅で折り返し運転が行われる。

改札口の外には立ち食いそば店（はなゆう）とトイレがある。

本項目では説明の都合上、西武秩父駅との配線も同時に紹介する。

青のホームが秩父鉄道の御花畑駅、オレンジのホームが西武秩父駅。左方向が三峰口駅方面、右方向が長瀞駅方面、下方向が飯能駅方面となっている。

上から順に御花畑駅1番線、御花畑駅2番線、西武秩父駅3・2番ホーム、西武秩父駅1番ホーム。

臨時の特急は3番ホームを使用することもある。

路線	種別	隣の駅（羽生駅・熊谷駅方面）	当駅	隣の駅（秩父本線：三峰口駅方面）（西武線：飯能駅方面）
秩父本線	SL バイオエクスプレス	秩父駅（CR30）	御花畑駅（CR31）	三峰口駅（CR37）
秩父本線	急行「秩父路」各駅停車			影森駅（CR32）
西武線直通	急行			横瀬駅（SI35）