微分音 単語

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微分音とは盤にある12音以外の音程のことである。

概要

微分音を使用する作曲者たちの多くは、音痴ピッチの連続変化のことではなく、12音にない狙った音程を鳴らすことと考えているようだ。またA=440Hz以外の調は、音程の話ではなく基準の違いであるため、微分音とは言わない。

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詳しくはボーレンピアースを参照。

DAWでの作曲方法

MIDI1.0では、ピッチベンドを使用するのは、微分音和音に対応できないため、使用しない方が望ましい(重要)

微分音作曲で使用するDAWReaperがおすすめされている。

参考: DAWs - Xenharmonic Wikiexit

使用する音の数が多い場合には、音をわずかに上げ下げする作業をMIDIノートチャンネルで行うほうが扱いやすい。
Reaperでは、複数トラックピッチのわずかに異なる音が出る同じ音色のプラグインセットしておき、トラックからMIDIチャンネルごとに別々のトラックに音が出力されるようルーティングしておく。
トラックMIDIを打ち込むことで、それぞれのプラグインから音が出るので、MIDIを打ち込んだからトラックとすべてのプラグイントラックをエフェクタにまとめ、バストラックでエフェクトをかける。

ReaperではMIDIノートチャンネル変更のキーボードショートカットを設定しておいた方が作業速度が上がる。

VSTプラグインの調律

チューニング非対応のプラグインは、entonal studioexitを使う手もあるが、動作が不安定である。

XenharmonicWikiのチューニング対応プラグインのリストexitに、チューニング対応のプラグイン一覧が掲載されており、非12平均律はおもにこれらのプラグインを使用した作曲を行う。
調ファイル対応のものが多く、音階データsclファイル盤全体の調データのkbmやtunファイルなどがあり、プラグインによって対応状況が異なるため、上記のリストでの確認が必要である。

調律データの作成

Sevish氏開しているScale Workshopexitといウェブアプリを使用する。
1.New -> Equal Temperamentからオクターブ(1/2)の分割とし、任意の数でいったんテーブルを作成する。
2.扱いやすくするため、モデルを参考にModify -> Subsetから飛ばす値を入力し、間引く。
3.Exportから、必要な形式に従って出力する。


モデル

ずらし分の計算(n平均律)

セントでずらす場合は、1200をnで割った数値を入力してプラグインの基準ピッチを変更する。
ヘルツでずらす場合は、周波数に2^(1/n)を掛け算することで、1ステップずつずらす。

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