振り駒とは、将棋における作法の一つである。
将棋で平手の際、先後を決定するために歩兵を振り、盤上に落としてその表・裏の枚数を数えること。
振り駒のはじまりは、初代伊藤宗看と檜垣是安の対局とされている。この頃は、余った1枚の歩兵の駒を振って先後を決めていたと思われるが、第一回名人戦の頃には振り駒に使われる歩兵の駒は5枚になっていた。但し、第2回名人戦の時に、立会人であった関根金次郎が3枚で振り駒を行おうとした逸話もあり、これ以前は、奇数枚の歩兵であればよいという考えだったようである。
上手、下手、或いは立会人が盤上に並べられたうちの5枚の歩兵を振り盤上に落とす。落とした際、表の数と裏の数を比べ表の数の多い方が、先手となる。
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最終更新:2025/12/05(金) 22:00
最終更新:2025/12/05(金) 21:00
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