新型インフルエンザ等まん延防止等重点措置

新型インフルエンザ等まん延防止等重点措置とは、新型インフルエンザ等対策特別措置法（リンク）に基づいた特別の措置の一つである。

概要

「新型インフルエンザ等の発生時における措置」（同法第3章）と「新型インフルエンザ等緊急事態措置」（同法第4章、以下「緊急事態宣言」）との中間に位置する（要するに、緊急事態宣言の下位互換、準緊急事態宣言、ミニ緊急事態宣言的な位置付けの）特別の措置である。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止し、国民の生命及び健康を保護するとともに、国民生活や国民経済への影響を緩和するため、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律（令和3年法律第5号）によって新設された^[1][2]。

令和3年（2021年）4月5日より、大阪府、兵庫県、宮城県に対して初めて同措置が適用される予定。

略称問題

「まん防」「まんぼう」「マンボウ」等の略称・俗称が使用される事例が見られたが、令和3年4月1日、西村康稔経済再生担当大臣は参議院運営委員会で、「『まん防』という言い方は基本的に使わないようにしている。ちょっとふざけたような雰囲気もある」との見解を示した^[3]。

関連動画

関連生放送

関連リンク

• 新型インフルエンザ等対策特別措置法（平成24年法律第31号）: e-Gov
• 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置: 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

関連項目

• 法律に関する記事の一覧
• 新型インフルエンザ
• SARS-CoV-2 / COVID-19 / 新型コロナウイルス
• 新型コロナウイルス関連用語
• 緊急事態宣言
• まんぼう
• マンボウ

脚注

1. *第204回国会　本会議　第6号（令和3年2月1日（月曜日））: 衆議院
2. *新型インフルエンザ等対策特別措置法 新旧比較表: 新日本法規
3. *ゆるすぎ略称「まんぼう」、知事や大臣に嫌われ消滅か　ネットで「北杜夫」「ヤン坊マー坊」懐かしむ声: ニコニコニュース