短期大学とは、2年制、または3年制の大学である。略称は「短大」。
学校教育法第108条において、職業又は実際生活に必要な能力を育成することを主な目的(同条第1項)とし、修業年限を2年又は3年とする(同条第2項)としており、同条第3項で短期大学と称することを定められている。
戦後、旧制の教育機関からの移行に伴い、大学になれなかった(大学設置基準を満たしてない)学校があったために、暫定的に設けられたものである。
学部はなく学科のみが設置される。看護系や語学、家政や福祉系の学科が多い。
上記のような学科が多いため、在籍者の性別では女子が多い。そもそも女子しか受け入れていない短大も多い。
現在でこそ、大学に進学する女子が当然のように存在しているが、ひと昔前は女子が進学するとしたら進学先は短大にするのが一般的であった。
かつて男子のみ受け入れていた短大に、東洋食品工業短期大学があったが、2008年からは共学となっている。
かつては女子の一般的な進学先とされていた短大だが、女性の社会進出が進んだことなどが要因となり、女子も多くは大学へ進学するようになった。
そのため短大に人が集まらなくなるようになった。そのために多くの短大が共学化や4年制への移行をしている。
これが大学全入時代を生じさせた原因の1つに挙げることができる。
ちなみに短期大学から大学に編入することが可能で、大学の系列の短期大学では、大学編入の推薦枠が存在することがある。
ある一定の単位数までは、他の大学で取っても卒業単位として認められるというのを利用した方法となっている。
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最終更新:2023/03/29(水) 02:00
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