突撃○×どろんこクイズとは (トツゲキマルバツドロンコクイズとは) [単語記事]

突撃○×どろんこクイズとは、クイズ番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』のクイズ形式の一つである。回によって名称が違うことがあるが、本記事名は最も多く使われているもの採用している。

概要

第4回で初登場の、『ウルトラクイズ』を代表するクイズ形式。

グアム（第5回の敗者復活戦のみサイパン）の砂浜に立てられた「○」「×」と書かれた大きな2つの白いボード。
挑戦者は出題された後、○と×どちらか思う方のボードに向かって走っていってそれを突き破り、正解ならば青いマットに着地するが、不正解の場合は泥のプールに突っ込んで泥まみれとなり失格となる（勝者の数が規定に達していない場合は規定人数に達するまで敗者復活戦が行われ、勝者の数が規定をオーバーした場合は勝者による勝ち抜け戦を行う）。泥には染料が混ぜられており、一度泥だらけになるとなかなか落ちなかったらしい。

泥のプールに飛び込んだ（不正解だった）時の福留さんの「そんなわけねーだろ！」というツッコミと、クイズが終わった後に泥だらけの敗者がエメラルドグリーンの海に飛び込んで海が汚れるという場面は、番組名物の一つとも言える。

最初に泥まみれになった挑戦者は第2回でクイズ王に輝いた人物であり、そのときの問題は「ところてんを乾燥させると寒天になる」というものだった（正解は○）。
また、第13回で準優勝になった挑戦者は第10回にも出場しており、この時は問題を聞く前に先に○に行くと宣言、問題を聞いた後で○が間違ってると分かっていながらも宣言通り○に行って泥まみれになっている。

なお、今世紀最後（第17回）では決勝戦という一番の山場（しかも生中継）で本クイズを行ったものの、あまりの地味さに盛り上がりに欠ける決勝戦となってしまった。

ちなみに、第6回は前回（第5回）の敗者復活で挑戦者とスタッフの計2名が怪我をしたため行われておらず、第14回と第16回は台風が直撃していたため中止となっている。それでも第14回では、普通の○×クイズに正解しながらも泥に飛び込む挑戦者がいた。