台風単語

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台風とは、太平洋の北西部に存在する熱帯低気圧のうち、最大速(10分間均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものをす。にかけてしばしば日本に来襲するアレである。もともとは颱風と書いた。

概要

日本列島朝鮮半島 中国大陸台湾フィリピンなどの南洋諸島に、時に大きな被害す熱帯性の暴風雨である。

台風と呼ばれる具体的な条件は中心が東経100度~180度の北半球に存在することとなっている。基本的にはこの範囲で発生した熱帯低気圧が台風と呼ばれるのだが、たまに東経180度以東で発生したハリケーンが西に移動して東経180度を越えて台風となることもある。この台風には越境台風という通称がある。その逆もしかりで、台風が東に移動して東経180度を越えればハリケーンになるし、西に移動して東経100度を越えればサイクロンになる(東経100度以西から越境して台風になるケースはほとんどない)。

日本では気象庁が発生した順に台風番号を付けており、通常はこの台風番号で呼ばれる(例:平成25年台風第18号)。越境台風の場合は越境したタイミングを発生した時間とみなして台風番号を付ける。また特に大きな災害したものは、上陸地点などの名前を付けて呼ぶことも過去にはあったが、現在は台風番号災害名とする傾向があり新たな命名はなされていない(例:伊勢湾台風)。

また、際的には「アジア名」で呼称される(例:平成25年台風第18号Typhoon Man-yi (2013) )(→参考リンクexit)。140個のアジア名があり、これを順番に命名していく。ただし、アジア名の中には日本語の言葉も含まれており、日本人にとってはシュールなものもある(→ヤギ(台風)を参照)。なお、甚大な被害を引き起こした台風のアジア名はそれ以降使用しないことと定められている。
例外的に、越境台風の場合はすでに命名済みの名称を引き継ぎ、アジア名は付けられない(例:平成30年台風17号Typhoon Hector)。

台風がやってくると、補修のため屋根に登ったり用水路田んぼの様子を見に行ったりが流されてないか港に確認しに行ったりする人が出てくるが、死亡フラグが立つので絶対にやってはいけない。危険を顧みずカメラ片手にお外へ繰り出す勇者も現れたりするが、よい子はマネしてはいけない。

2ちゃんねるでは台風が来るとコロッケを食べるという習があるが、発祥はニュー速である(→参考リンクexit)。

なお昭和54年1979年)の台風第20号「Tipチップ)」が870hPaという中心気圧を記録しているが、これは面気圧における世界最低記録とされている。

呼び名

台風を含む熱帯低気圧は存在する場所によって呼び方が違っている。日本周辺の太平洋西部や東シナ・南シナに存在するものを台風インド洋や南太平洋に存在するものをサイクロン大西洋と太平洋北東部に存在するものをハリケーンと呼ぶ。

また、もともとは「Typhoonタイフーン)」という外来語であり、日本では古くから野分(のわき、のわけ)と呼ばれており、『子』などに見ることができる(ただし、Typhoon自体は諸説ある)。からに変化したのは、「颱」が当用漢字と定められなかったために「台」に置き換えられたのが理由である。

尚、気情報などで「熱帯低気圧に変わった」と出た場合は純に勢が弱まった状態なので、較的ではあるが安心はできる(ただし、前述の通り台風の定義はあくまでも風力基準のため、大には依然注意が必要)が、「温帯低気圧に変わった場合」は決して安心してはいけない。

温帯低気圧と熱帯低気圧(台風を含む)の違いは、寒気を含み、それによる前線を持っているかどうかだけなので、極端な話、台風がそのままの勢を保ちながら温帯低気圧と呼ばれるものに化けることも理論上は十分あり得る。

また、台風そのものが弱っていても寒気のを受けて温帯低気圧として再発達し、局地的な、暴を生み出すこともある。

熱帯低気圧に変わった場合でも、衰弱後に再発達して台風として復活することもある。

要するに、全消滅するか、通過するまでは安心してはならないということである。

強さ・大きさ

日本気象庁は台風の勢を示す安として、速(10分間均)をもとに台風の「強さ」と「大きさ」を表現している。

台風の強さ

強い 最大速 33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満
非常に強い 最大速 44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満
最大速 54m/s(105ノット)以上

台風の大きさ

速15m/s以上の強域半径 500km以上~800km未満
速15m/s以上の強域半径 800km以上

ニュース新聞等で『台風が…』などの見出しを見かける事があるが、台風の強さや被害の程度から「」という言葉を使用している場合が多く注意する必要がある。

国際的強度分類

また世界熱帯低気圧には、以下の様な際的強度分類も存在する。

台風 ~北半球における東経180度以西の太平洋と東シナ海・東経100度以東の南シナ海~

分類 最大
Tropical Depression 34ノット未満
Tropical Storm 34-48ノット未満
Severe Tropical Storm 48-64ノット未満
Typhoon 64ノット以上
Super Typhoon※1 150マイル毎時以上※2 (120ノット以上)

ハリケーン ~北半球における西経180度以東の太平洋と大西洋~ ※2

分類 最大
Tropical Depression 39マイル毎時未満
(34ノット未満)
Tropical Storm 39-74マイル毎時未満
(34-64ノット未満)
Hurricane (SSHS Category 1) 74-96マイル毎時未満
(64-86ノット未満)
Hurricane (SSHS Category 2) 96-111マイル毎時未満
(86-90ノット未満)
Major Hurricane (SSHS Category 3) 111-131マイル毎時未満
(90-107ノット未満)
Major Hurricane (SSHS Category 4) 131-156マイル毎時未満
(107-120ノット未満)
Major Hurricane (SSHS Category 5) 156マイル毎時以上
(120ノット以上)

インド洋北部のサイクロン ~北半球における東経100度以西のインド洋~

分類 最大
Depression 28ノット未満
Deep Depression 28-34ノット未満
Cyclonic Storm 34-48ノット未満
Severe Cyclonic Storm 48-64ノット未満
Very Severe Cyclonic Storm 64-120ノット未満
Super Cyclonic Storm 120ノット以上

インド洋南西部のサイクロン ~南半球における東経90度以西のインド洋~

分類 最大
Tropical Disturbance 28ノット未満
Tropical Depression 28-34ノット未満
Moderate Tropical Storm 34-48ノット未満
Severe Tropical Storm 48-64ノット未満
Tropical Cyclone 64-90ノット未満
Intense Tropical Cyclone 90-115ノット未満
Very Intense Tropical Cyclone 115ノット以上

オーストラリア周辺及び南太平洋のサイクロン ~南半球における東経90度以東のインド洋と太平洋~ ※3

分類 最大
Tropical Low(オーストラリア周辺)
Tropical Depression(南太平洋
34ノット未満
Tropical Cyclone (Australian scale Category 1) 34-48ノット未満
Tropical Cyclone (Australian scale Category 2) 48-64ノット未満
Severe Tropical Cyclone (Australian scale Category 3) 64-86ノット未満
Severe Tropical Cyclone (Australian scale Category 4) 86-107ノット未満
Severe Tropical Cyclone (Australian scale Category 5) 107ノット以上

 ※1 「Super Typhoon」 は、米国中部太平洋ハリケーンセンターによる独自分類となります。
 ※2 アメリカのみ1分間のマイル毎時から速を算出、他所は10分間のノット均値。
 ※3 当表では「オーストラリア周辺及び南太平洋サイクロン」としていますが、
   厳密にはオーストラリア周辺域と2つの南太平洋地域 合計3つのエリアに再分割されます。

大西洋地域は地勢的に熱帯低気圧が発生しにくいとされているが、サイクロンと認められるものも稀に存在する。例: 2004年サイクロンCatarina(カタリーナ)」(→参考リンクexit

歴代の台風

関連動画

伊勢湾台風

昭和34年台風第15号 際名Vera(ヴェラ)
最低気圧894hPa 最大速75m/s

上陸時929.2hPa (潮岬)
最大速55.3m/s (伊良湖

死者4,697名 行方不明401
全壊屋40,838棟  半壊113,052棟
床上浸157,858棟 床下浸205,753

気象衛星ひまわり 撮影画像

国際宇宙ステーション 撮影映像

 

再現してみた

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掲示板

  • 398ななしのよっしん

    2022/09/24(土) 13:34:14 ID: pVJN7K7041

    地方でどれだけ被害出ても東京被害が出なかったら「拍子抜け」扱いされるよね

  • 399ななしのよっしん

    2022/09/25(日) 16:25:07 ID: y+T7mlkkS0

    防災、減災も効果出てる

    緊急安全確保という言葉が今までの避難指示とかよりずっと強く心に働きかけ、避難所に出向く人も増えているという話。

    Yahoo!河川情報とかWNIが注してる土砂災害リスクマップとか危険な河川情報がすぐ分かるので、これも減災、防災に貢献してる

    紀伊半島西日本豪雨を教訓に、ダム事前放流という手段も浸透してきてるが、これも以前より大を予測しやすくなった情報の進展も大いに関係してる。昔なら決め打ちで事前放流やった結果、空振りで不足を招いたとかやってしまったので、それも闊にできなかった

    静岡七夕豪雨に匹敵する大になったけど、放路とか作って対策しまくった結果、被害は最小限に食い止めた。4年前の台風21号も室戸台風の教訓で駄とか揶揄されるような大防潮を作ったお陰で、大阪市では高潮を食い止めた


    去年の10号や今年の14号は、今までなら大災害になり得るレベル台風だったのは間違いない。そうならなかったのはやはり素情報と正しい防災政策、そ
    (省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)

  • 400ななしのよっしん

    2022/09/25(日) 17:08:17 ID: YT3Z+qEyY7

    そろそろスパコンで線上帯でのの流れを予測した治工事がほしいところだが、
    工期と地域住民の合意が取れないんかねぇ

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