Jens Johanssonとは (イェンスヨハンソンとは) [単語記事]

Jens Johansson（イェンス・ヨハンソン　1963年 11月2日 - ）とはスウェーデン出身のいたずら好きのキーボーディストである。

概要

父はスウェーデンを代表するジャズピアニストのヤン・ヨハンソン。
兄のアンダース・ヨハンソンはHammer fallのドラマーである。

幼少期よりピアノを習い始めるが、同時期に自動車事故により父を亡くす。
クラシック音楽やジョン・ロード、ドン・エイリー、エディ・ジョブソンなどから影響を受ける。
84年にシルヴァー・マウンテンというバンドでレコードデビュー。
翌85年にはイングウェイ・マルムスティーンに誘われ、彼のバンドRisingForceに参加する。
ファッションに無頓着な彼は当時イングウェイから何度も怒られたらしい。
しかし80年代後半には同バンドを脱退。
89年、ロニー・ジェイムス・ディオ率いるDioに参加するが、
90年にそのディオがブラックサバスに加入したためバンド自体が活動停止してしまう。
その後90年代前半は兄と共に「ヨハンソン」名義でアルバムを出したり、
他のバンドにゲストプレイヤーとして参加したりする。
95年にはフィンランドのメタルバンド Stratovariusに加入。
しかしギタリストのティモ・トルキが04年に一方的に解散宣言をしたため、
それ以来トルキとは犬猿の仲らしい。
その後Stratovariusはトルキのみが脱退する形で存続している。

いわゆる「ネオクラシカルメタル」のキーボーディストの元祖、及び代表的存在であり、
メタルバンドにおけるキーボードの役割や、ギターに対抗する速弾きなど
その後のメタルバンドのキーボーディストに多大な影響を与えた。

また兄弟ともにひょうきんな性格であることは有名で、トイレにダイナマイトをしかけて爆破させたり、
演奏中のティモ・トルキに小便ぶっ掛けたりと意味不明な行動を取る事も少なくない。