DKIM(DomainKeys Identified Mail)とは、電子メールが正しいメールサーバから発信されたことを、メールサーバが表明する仕組みである。
DKIMにおいては、電子メールサーバがデジタル署名を行い、それをメールヘッダに追加する。検証のために必要な公開鍵は、DNSにて所定の形式でTXTレコードとして設定する。
まず、RSAで公開鍵と秘密鍵のペアを作成し、公開鍵を以下のような形式で設定する。
設定するドメイン名は[キーセレクタ]._domainkey.[メール送信のドメイン名]である。その後、実際にメール送信の際、DKIMで署名するメールサーバは、以下の形式のヘッダを付けて署名を行う。
DKIM-Signature: v=1; a=rsa-sha256; q=dns/txt; c=relaxed/simple; s=[キーセレクタ]; d=[メールサーバのドメイン名]; t=[メールのタイムスタンプ]; h=[署名対象のヘッダ]; b=[署名データ]; bh=[メッセージボディの署名データ]
複数の署名を行う場合、このヘッダが複数つくことがある。受信したメールサーバは、この署名が正当かどうかを、公開鍵をDNSで取得したうえで行い、問題があればポリシーに応じた対応を行う。
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最終更新:2025/12/26(金) 10:00
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