ネット小説とは、インターネット上で公開されている小説である。
オンライン小説、ウェブ小説(web小説)、インターネット小説、オンラインノベルなどともいう。以上は日本国内での呼び名であるが、日本国外でも盛んに執筆されており、各国語でそれぞれの呼び名がある。
多くの場合は非商業的に発表されるが、高評価が集まると書籍化されて商業展開される場合も多い。下記の一覧にあるニコニコ大百科に記事があるネット小説も、その多くは書籍化されている。
上記の「インターネット上で公開されている小説」という定義に照らすと、「青空文庫」のように古い小説作品をテキストデータ化してインターネット上で公開したり、商業作品の小説を「電子書籍」化してオンライン販売する場合も該当してしまう。しかしこれらの例を「ネット小説」と呼ぶことはあまりない。どうやら「ネット小説」という言葉には「まずネット上で公開することを目的として執筆された小説」というニュアンスがあるようだ。
インターネットが個人向け用途で一般化するより以前の時代にも、パソコン通信上で自作の小説を発表していた利用者は存在していた。これをネット小説の先駆けと見なすこともできる。
2010年前後からはWeb小説より単行本や文庫としてライトノベルに進出する作品も出てきており、出版各社からの刊行も増え、専用のレーベルを立ち上げず単行本扱いのまま刊行している会社もあるが、専用の単行本レーベルが用意されたり、単行本を飛び越しライトノベルとして出版する場合も徐々に増えてきておりアニメ化される作品も多くなりつつある。KADOKAWAは専門レーベル「カドカワBOOKS」を立ち上げる際に奥付けの巻末言にてネット小説を「新文芸」と定義した。
KADOKAWAのカドカワBOOKS等のレーベルの成功を受け小学館や講談社、スクウェア・エニックスなどの既存の出版社のほかIPを得たいDLEこようなアニメ制作会社やIT会社なども、小説投稿サイトの商業化、四六版新書サイズの単行本市場に参入しレッドオーシャン化し始めている。
なおインターネット上の小説から単行本を刊行する際にインターネット上の既存の連載分はダイジェスト化されたり、公開を停止してしまう場合もある。
※五十音順。伸ばす音(長音)は直前の発音の母音の扱いとしている(例:『オーバーロード』は「おおばあろおど」扱い)。「ヴァ」「ヴィ」「ヴ」「ヴェ」「ヴォ」は「バ」「ビ」」ブ」「ベ」「ボ」扱いとしている。
掲示板
29 ななしのよっしん
2024/11/26(火) 03:40:00 ID: asEOy9y8Lq
反AI主義の方々ってなぜかナチュラルに文字情報は軽視するからね…
文字書きが与する理由は無い
30 ななしのよっしん
2025/01/01(水) 15:59:35 ID: qKppT2/mwY
31 ななしのよっしん
2025/03/12(水) 14:00:47 ID: khkj2BR6jF
>>29
実態としてイラストほど既得権益を侵される層がいないってのはあると思う
投げ銭システムがあんまり根付いてなくて、多くの作者にとっては出版社に拾われるか無(サイトによっては微)収入の趣味主体で続けるかの2択だし
前者になると最低でも文庫本レベルの長編前提だから、出力結果ままじゃ整合性や社会的NGワードなんかのリスクが、手直しするにしても全部内容までチェックする手間が、それぞれ一枚絵の比じゃないし
そんな生成AIに対して特に危機感を抱く必要もない状況で、絵師にツテがあったり金払ってまで依頼したりする素人作家が多いかと言えば
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最終更新:2025/03/13(木) 20:00
最終更新:2025/03/13(木) 19:00
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