まどか☆マギカ×ウルトラマンリンク

まどか☆マギカ×ウルトラマンリンクとは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を題材とした二次創作MAD動画で、ウルトラマンシリーズとをコラボした動画に付けられるタグである。別名「円谷の理」。

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概要

 まどか☆マギカ本編において、光の国が警戒する程の宇宙人であった事が明らかとなった、キュゥべえことインキュベーター(この時、ウルトラマンゼロはツイッターにて地球人に警戒を呼び掛けていた)。
かつては地球に少年少女の「心の闇」を糧にして生まれる怪獣を相手に戦った光の巨人がいたのだが…。

上記のことから、主に「契約宇宙人によって弄ばれた魔法少女たちを救うべく光の国の使者が立ち上がった！」というイメージを具現化した様々なMAD動画が生み出されている。 

また、公式ラジオでの鹿目まどかによる「GUTSで働いている従兄弟のお兄さん」発言も無視できないだろう(奇しくもウルトラマンティガも本編第8話にて、魔女との戦闘経験があったりする。詳細は後述)。

「まどか」とウルトラシリーズとの類似点を挙げると、

詳しいことを話さない契約者

怪獣護送の為に地球に寄ったウルトラマンとの衝突で死亡したハヤタ隊員。彼を延命させる為、同化したウルトラマン。ハヤタ隊員はそのことを詳しく問いただしたが、返ってきた答は…

 ウルトラマン「ヘッヘッヘ シンパイスルコトハナイ 」

魔法少女と契約したインキュベーターが少女達に真実を教えない(曰く「聞かれなかったからさ」)ところに共通項を見出せるかもしれない（・・・のか？)。

もっとも上記の発言だけだと、聞かれても何も話さないウルトラマンよりも、聞けば(一応)教えてくれるインキュベーターのほうがマシに見えてくるというのは何故だろう…？

ウルトラマンと魔女

ウルトラマンティガは「魔女」と呼ばれる異次元人を相手に戦った。ちなみにその「魔女」の所業は…

• 子供たちをさらって夢を吸い取る。吸い取った子供は廃人化
• ついでに、人形や玩具と一緒に『夢の墓場』へポイ
• 『大人は子供の敵、大人はいつでも子供の邪魔をし、子供から夢も自由も全部奪っていく』発言
• そういっておきながら、『子供もどうせ大人になるまで人形や玩具のように夢も捨ててしまう』発言

人間の心を弄ぶ宇宙人

地球人を利用して非道な計画を実行する宇宙人は数多くあるが、その最もたる代表例として、地球にいる人々を操り、守るべき対象である地球人からウルトラマンに敵意を仕向けることでウルトラマン(後年、ウルトラマンメビウス)を精神的に追い詰めたメフィラス星人。またウルトラマンAに登場し、倒しても倒しても蘇ってはAを精神的に追い詰める作戦を展開する異次元人ヤプールが挙げられる。

インキュベーターは『宇宙の延命』と称して数々の妨害を受けながらも少女が魔法少女になるように契約を結ぶように数々のお膳立てをし、その後彼女達を『絶望』へと追いやっている。

(少年)少女の心の闇から生まれた存在

ウルトラマン80における怪獣は少年少女の心の闇「マイナスエネルギー」から生まれる存在である。
とある生徒の失恋を切掛に発生した「マイナスエネルギー」からは「硫酸怪獣ホー」が生まれた。

美樹さやかもまた(他にも理由があるが)失恋による絶望を引き金に魔法少女から魔女となってしまった。本来なら苦い思い出話で済む出来事が、より大きな悲劇を生み出すところに共通項を見出せるかもしれない。

ちなみに失恋した生徒はその後、きれいな奥さんと結婚したらし…

 仲間から信じてもらえない

ウルトラマンAの北斗は、発生した現象(出来事)について(の説を)話すも、他のTAC隊員達はあまり聞く耳をもってくれなかった(その時決まって「本当です！信じてください！」と力説するのが北斗の口癖だった。元パン屋だからか？そうなのか！？)。

(２回目のループ時に)暁美ほむらが魔法少女達に「真実」を伝えるも、誰一人として信じようとはしなかった。挙句の果てに自暴自棄となった仲間に殺されかける事態となった為なのか、次回のループ以降「もう誰にも頼らない！」を決意する暁美ほむらであった。

たった一人で戦う事態となった欝展開

故郷の星を失い地球に移り住んだ、おゝとりゲンことウルトラマンレオは、負傷したウルトラセブンに代わり怪獣(宇宙人)と戦っていた。当初、軋轢が絶えなかった防衛チームMAC隊員との間にも信頼を築きつつあった最中、円盤生物に隊長であるウルトラセブン＝モロボシ・ダン(後にセブンは生存が判明)をはじめとした仲間を基地ごと飲み込まれる事態となった。それに飽き足らぬかのように、民間の親しい人たちも円盤生物によって殺されてしまった。
それ以降は(事実上)たった一人で地球に巣食う円盤生物や星人と戦うことになった。(通称「恐怖の円盤シリーズ」)

暁美ほむらもまた、鹿目まどかを守る為に(事実上)たった一人で『ワルプルギスの夜』に何度も挑み続ける歴史を繰り返す煉獄…あるいは地獄を味わうことになった。

まどか☆マギカとウルトラマンネクサス

上記のようにまどか☆マギカとウルトラシリーズでネタにされる(共通)要素が幾つもあるが、特に『ウルトラマンネクサス』が『まどか☆マギカ』と作風的に似通っている所が多々ある(余談だが、虚淵玄は重度の特撮オタクである)。
主な共通項を挙げると、

1. 視聴者を精神的に追い詰める鬱展開
2. 異空間で人知れず行われる戦闘
3. 人間の負の感情で出現する怪物
4. キャラクター同士のギスギスした関係
5. 主人公の代わりに戦う存在が入れ替わっている
   まどか☆マギカ：巴マミ→美樹さやか→佐倉杏子→暁美ほむら→鹿目まどか(主人公)
   ウルトラマンネクサス：真木舜一→姫矢准→千樹憐→西条凪→孤門一輝（主人公)
6. 視聴者に蛇蝎の如く嫌われ、殺しても再生を遂げる小動物型のキャラクター
7. 剣を扱う青い戦士
8. 闇に取り込まれた味方が敵と化し、非業の死を遂げる展開
9. 序盤から味方の中に混ざって機を伺っている黒幕
10. 敵と味方は同質の存在だが、両者は決して相容れない
11. 主人公は最終回で変身、そして神の如き存在へと進化を遂げる
12. 正統派とは言いがたい作風だったが、最終回で王道作品のような作風へ変化する
13. 神から託された弓状の武器
    

関連動画

関連静画

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関連項目

• 魔法少女まどか☆マギカ
• インキュベーター(契約宇宙人)
• ウルトラマン
  • ウルトラマンレオ(鬱繋がり)
  • ウルトラマン80(心の闇繋がり)
  • ウルトラマンティガ(まどか違い)
  • ウルトラマンコスモス(休止・救済繋がり)
  • ウルトラマンネクサス(ストーリ展開繋がり)
  • ウルトラマンゼロ(警告者)
• 鬱クラッシャーズ