まんがタイムきららとは、月刊4コマ漫画雑誌である。毎月9日発売。
ドキドキ★ビジュアル4コマ誌!!
まんがタイムきららは芳文社から発刊されている雑誌で、2002年に創刊、翌2003年に独立創刊。
第1号の表紙イラストはおおた綾乃が担当した。
1990年代末頃から脚光を浴び始めた「萌え系4コマ」を初めて専門的に扱った雑誌として登場した。主にテレビアニメを好む若い世代をターゲットとした雑誌であるため、「萌え」に特化した編集方針が取られている。「萌え系4コマ誌」のパイオニアと言っても過言ではない。
創刊当時の主力はまんがタイム系作家のうち萌え系の絵柄を描く作家の選抜組(海藍、師走冬子など)、ゲーム系アンソロジー4コマ漫画出身作家(藤島じゅん、神崎りゅう子など)、男性向け成人向け漫画雑誌やアニメ・ゲーム雑誌からの転身組(ふじもとせい、太田虎一郎など)、その他同人出身・新人作家などからかき集められた種々雑多な作家陣で構成されていた。後に他社の萌え系4コマでデビューした作家(きゆづきさとこ、なかま亜咲など)の流入を経た後、雑誌が軌道に乗っていくに従い次第にきらら系を中心とした萌え4コマ雑誌生え抜きの作家もしくは異分野・同人出身の作家を中心とした構成へと変わって行き、現在に至っている。
アニメファン向けの漫画雑誌でもあることから、グルーブ全体を通して、アニメ化された作品が他の4コマ雑誌よりも多い。読者層の8~9割を男性が占めており、創刊当初は20~30代の男性読者が中心であったが近年では10代の読者も多いなど低年齢化が進んでいる。また、創刊当初から「きらら」系を購読していた世代の読者が現在ではまんがタイム系の青年向け4コマ誌である「まんがタイムジャンボ」や「まんがタイムスペシャル」にも流出してこれらの雑誌の中心読者層となっており、近年ではこれらの雑誌にも萌え系4コマが多く掲載されているなどの影響も与えている。
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最終更新:2025/12/07(日) 08:00
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