好都合セミフレンドとは (コウツゴウセミフレンドとは) [単語記事]

『好都合セミフレンド』とは、千種みのりによる4コマ漫画である。
『まんがタイムきらら』にて2023年 3月号～5月号でゲスト掲載、同年6月号より連載開始。2024年 2月号で表紙に抜擢されている。また、まんがタイムきららキャラット、まんがタイムきららMAXへの出張ゲスト掲載もある。

単行本1巻のキャッチコピーは「女たらしギャル、陰キャ女にタジタジきゅんきゅん？」、
単行本2巻のキャッチコピーは「“セフレ”ってのはそんな優しいもんじゃねーんだよ」。

ストーリー

今日から寮生活を迎える女子高生の珠海（すうな）。部屋に入ると、そこには“せふれ”の女の子を部屋に連れ込んでいるルームメイトの輝子（ルカ）の姿が。そのルカから“せふれ”の意味を説明されたすうなは、自分を“せふれ”にしてほしいと提案する。

主な登場人物

久留真珠海（くるますうな） - 通称すうな。性格は陰キャで人見知りが激しいため友達がいない。また授業中に寝てから勉強に付いていけていない。胸が大きいことを気にしている（なお母親も胸が大きい^[1]）。普段は控えめだが、一線を越えると暴走しがち。
浜薔薇輝子（はまなするか） - 通称ルカ。すうなのルームメイト（クラスは別）。耳にピアスを、髪に星型の飾りを無数付けている。陽キャだが性に奔放で、今まで何人もの“せふれ”の女の子と付き合ってきた。スレンダー体型。普段はコンタクトレンズを着用している。兄がいる。
一桜（いお） - ルカの友達。彼女も耳にピアスを付けている。ルカのことをバラちーと呼んでいる。
ニコ - ルカの友達。誰に対しても歯に衣着せぬ物言いをし、初対面のすうなに対しルカの素性をバラす。彼氏がいるもよう。
金琥珀（かねこはく） - ルカの先輩で“せふれ”相手の一人。ある理由から、すうなと仲良くなろうとする。「金　琥珀」ではなく、「金琥　珀」と、金琥が名字で珀が名前。
金琥先輩 - 金琥珀の姉で名前は不明。ルカがすうなと出会う前に付き合っていた。周りを振り回しからかうのが好きな、基本的に変態性癖の持ち主。
石灰燐（いしばいりん） - ルカが中一の時に大きな影響を与えた、ルカの兄の友達。

志乃と恋

千種みのりがSNSで上げたイラストに加えて漫画を大幅に加筆した『志乃と恋』という作品がKADOKAWA MF コミックスから出版されている。作者の千種みのりによると、『志乃と恋』のパラレルワールド的作品が『好都合セミフレンド』であり、志乃と恋はそれぞれすうなとルカの先祖に当たるキャラの位置づけであるとのこと。二人は好都合セミフレンド単行本1巻の描き下ろし漫画にも登場する。
『志乃と恋』の主な特徴は以下の通り。