やまじシスターズとは、和歌山県有田郡湯浅町にある醤油の蔵元「やまじゆあさしょうゆ」こと小原久吉商店(おはらひさきちしょうてん)のマスコットキャラクターである。
湯浅町は醤油発祥地として知られ、その名を冠した「湯浅醤油」は800年の由緒正しき伝統を持つ。現在も複数の蔵元によって湯浅醤油は作られており、その老舗のひとつが「小原久吉商店」である(2008年に、和歌山県100年企業表彰受賞した)。
現当主の八代目いわく、「良い商品を活かすため(←ここ大事^ ^)には、マスコットが必要。かわいい女の子以外ありえない(←もっと大事><)」と社内を説得して企画をし、イラストレーターの玖珂つかさによって描かれ 、2005年に登場したのが「みったん」である。後に姉妹キャラクターが加わり、女の子4人組の「やまじシスターズ」が誕生した。
当初、「ご乱心」か?と言われた八代目のチャレンジは、各種メディアや他のアニメ作品に登場したり、同人活動のネタになったりしたことで、徐々に理解されるようになり知名度も上がってきた。とはいえ、商品がマスコットの存在に負けてしまうと「単なる萌えキャラ」で終了し、本末転倒な結果なってしまう。しかし、「商品の良さを理解した上で、キャラクターを可愛がってくれているお客さんが増えた」というように、「はじめに良い商品ありき」で、それを活かす「かわいい女の子」という二人三脚がうまく機能していると言えよう。ちなみに、どうみても醤油をイメージさせないオリジナル商品「とれたてみったん」シリーズをはじめ、伝統の醤油や味噌はネットでも購入できるので、遠方在住者にも親切設計。(※本業は醤油屋です。)
「『やまじシスターズ』企画を全力全開にて突き進んでいく」という意気込みの八代目には、今後も期待したい。ただ、さすがに本業あってのマスコットなので、過去七代にわたって受け継がれてきた伝統の味もしっかりと守っていってほしい。(※本業は醤油屋です。大事なことなので二回言いました。)
加えて、「八」という数字は、昔から「末広がり」といって縁起のいい数字といわれてる。これにあやかって、お店の発展とやまじシスターズの活躍を心から祈る次第である 。
| 名前 | イメージ | 設定など |
| みったん | みかん・柑橘類 (とれたてみったん) |
素朴で天真爛漫。お店の顔であり、「とれたてみったん」シリーズのイメージキャラクターで、抜群の知名度を持つ。 よく見るとあの子に似てい・・・おや、誰かきt |
| やまじちゃん | 醤油・味噌 (本業商品) |
文武両道。しっかりもので姉御肌。2番目の登場であるが、名前の通り、本業商品担当でやまじシスターズのリーダー。 |
| 和歌ちゃん | めいどいん和歌山 (和歌山産品) |
おっとりで優しい。当初はメイドだったが、社内事情で町娘の姿に。 後に、カッパ、ネコ耳、セーラー服、メイド服(カレー)と、コスプレ担当? |
| 宮ちゃん | 巫女さん (ゆあさいだぁ) |
験担ぎ担当。掃除好き、浮世離れ気味。トップシークレットで企画されたので、「隠し子?」と言われた ことも。 |
このほか、八代目のイメージキャラクターである「(世を忍ぶ仮の)クマ吉店長」がいる。本家の公式ブログを担当。
※当記事は、メガミマガジンクリエーターズの特集記事・公式ブログならびに通販時に同封されていたお手紙なども参考に執筆しています。(初稿執筆者)
色々紹介してみた
お店に行ってみた
オリジナル作品を作ってみた
やまじシスターズ関連商品は、現地ないしweb限定だが、みったんゼリーについては、秋葉原の「コトブキヤラジオ会館店」でも購入できる。
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最終更新:2025/12/15(月) 22:00
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