りゅうおうのおしごと!とは、白鳥士郎のライトノベルである。GA文庫刊行。イラスト担当はしらび。2015年9月12日に第1巻が刊行され、2017年7月現在、既刊6巻。
2015年10月より「ヤングガンガン」誌上で漫画版の連載も始まった。こちらは「原作:白鳥士郎 構成:カズキ 作画:こげたおこげ キャラクター原案:しらび 監修:西遊棋」とクレジットされている。
さらに、2017年7月11年にニコ生研究会でアニメ化が発表された。
「将棋」をテーマにしたライトノベル。従って世界の半分をやる方の「りゅうおう」ではなく、プロ将棋のタイトル「竜王」位のことである。作中の将棋にまつわるシーンは関西若手棋士のグループ、「西遊棋」や将棋世界誌の監修・協力を得ている。
コミカライズが文庫版とほぼ同時に開始していることからも分かるように、当初からメディアミックス展開を前提とした作品でもある。…が、文庫版1巻の初動売り上げは芳しくなかったようで、作者曰く「5巻で終わりにしようと思います」と言うほどの状況だったらしい。
しかし内容の「熱さ」がじわじわと認知され、売り上げが右肩上がりを刻むと言う異例の経過を辿る。2016年7月、第28回将棋ペンクラブ大賞で文芸部門優秀賞を受賞。「このライトノベルがすごい!」2017年版文庫部門1位を獲得し、将棋ファンからライトノベルファンにまで支持を集める作品となった。
ライトノベルらしいギャグ・ロリ・エロ要素を散りばめたコミカルさと、息遣いと苦悶がにじみ出るような迫力ある将棋の対局シーンとのギャップが特徴的であり、本作の魅力となっている。
中学生でプロデビューを飾り、史上最年少・16歳で将棋界の最高峰タイトル「竜王」の座を手にした主人公・九頭竜八一。そんな八一に訪れたものは、11連敗と言う大スランプだった。
現状に凹みながら自宅のドアを開けると、正座した小学生女子がいた。絶句する八一に向けて、
「おかえりなさいませ、お師匠さまっ!!」
と叫ぶ少女。雛鶴あいと名乗った9歳の少女の目的は、八一の弟子になることだった…。
なし崩しで始まった、「あい」との奇妙な同居生活。将棋界を舞台に、笑いと涙と「熱さ」の詰まった物語が幕を開ける。「のうりん」の白鳥士郎が贈る、ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ!
主な登場人物に絞って紹介したい。棋士の肩書きは最初に登場した時のものを記載。
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最終更新:2025/12/15(月) 00:00
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