ウィスパーとは、クロスメディア作品「妖怪ウォッチ」に登場するキャラクターの一人である。
類似する単語が多いと思われるため、便宜上記事名は「ウィスパー(妖怪ウォッチ)」とさせていただく。
CVはヒーロー、悪役、妖精、その他諸々幅広い演技力を持つ役者「関智一」
妖怪ウォッチと言う作品は主人公(ケータ君orフミちゃん)がひょんなことからこのウィスパーという妖怪と出会い、
彼から妖怪ウォッチという不思議な腕時計をもらったときから物語が動き出す。
つまりこの作品において最も重要なキーキャラであり、彼の存在なくして妖怪ウォッチと言う作品は成立しないと言っても過言では無い。
・・・ただし普段の言動や態度から主人公にはあまり信頼されてはいないようだが。
妖怪ウォッチの記事でも軽く触れられているが、ウィスパーは時をさかのぼる事約190年前、とある僧侶から一方的に悪霊だと決めつけられ、封印されてしまったという哀しい過去をもっている。(ただなんで封印されていたのが墓石を模したガチャガチャマシンの景品カプセルの中なのか、・・・というのは多分ツッコんではいけない。ちなみにカプセルも石のような素材である)。
後でジュースを買うつもりで持っていたなけなしの100円玉を使って封印を解いてくれた主人公に対し彼はお礼として主人公の執事(強制的)になってくれる。
と、ここまでの流れはゲーム版アニメ版特に差異のない流れである。
ゲーム版とアニメ版ウィスパーが決定的に違う様になったのは、
アニメ版主人公のケータ君が放った一言からである。
ケータ「なんか見てるよね?」
ウィスパーは「妖怪パッド」という携帯情報端末を所持している。
ゲーム版の彼はそれにより状況に応じた情報を引き出し、ゲームの世界に初めて触れた人にもわかりやすく操作や概要を説明(いわゆるチュートリアル)してくれるので、ゲームの進行を程よくスムーズにしてくれる。
本来のターゲットであるキッズ達にも優しい仕様だった。
が、なぜかアニメ版のウィスパーは妖怪パッドで調べた事をさも自分本来の知識であるかのように「知ったかぶり」で披露し、ケータ君にカンニングしていたことを突っ込まれると必死にごまかそうとする。
結果、主であるケータ君には知識の無さを見透かされ、いまいち信頼されないという、少々哀しい事になっている。
切羽詰まるとケータ君にパッドを強奪されてしまう始末である。
続編の「妖怪ウォッチ2元祖/本家」では「妖怪パッド」で得た情報をそのまま主人公に知ったかぶりで教えるなど、
アニメの設定が踏襲され、アニメ同様に頼りない一面を押し出している。
2で使われる「妖怪ウォッチ零式」を取り出す時はケータ君がウィスパーの口に妖怪ウォッチごとつっこんで、零式に変更させる。その際のウィスパーは苦しそうにしている。
ウィスパーにはとにかく迷言や奇行が多い。
これはウィスパーそのものの性格のブレ幅が多い事に起因し、テンションも落ち着いていたかと思えば急にブチ切れたりと振れ幅が上下しやすいせいだと思われる。
よく言えばつかみどころがなく、悪く言えばいいかげん。
ゲーム版で声の付いていた場面では終始落ち着いていた雰囲気であったが、声の付かないサブイベントなどでもすでにその片鱗は見せていた。
が、やはりその奇行が表面化するのはアニメ版からだろう。
以下、迷言、珍言の一部である。(ちなみにここに上げたのは大体5話)
中の人の怪演もありとても字面だけでは表現できないのが残念だが、そのハイテンションっぷりは一見の価値ありである。
と、まるで良い所なしのようなウィスパーだが、度重なる妖怪不祥事案件に関わってしまう主を気遣ってお守りを買って上げたり、頼りないながらも問題解決に全力を尽くすなど、執事としての心構えにだけは嘘は無いようだ。
頭のトグロ状の物を「ほにょほにょ」と呼んでおり、自在に巻くことが出来る。
それがちゃんと本来の役割に成果を上げているかどうかはまた別の話だが。
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最終更新:2025/12/13(土) 03:00
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