ウム!の人

ウム!の人とは、横山三国志に登場する袁紹配下の文官の一人である。

概要

作中において、劉備が曹操に対抗すべく袁紹の下に同盟の使者を遣わした場面に登場する。この申し入れにどう対応すべきか、袁紹の配下たちの間で議論が進められるが、その内の一人が「曹操討つべし」と主張するのに対し「ウム！」と相槌を打ったのがこの人物である。コマの中ではごく小さく描かれており、脇役と呼ぶのもばかばかしいチョイ役に過ぎない。しかし、いかにもその他大勢的な冴えない風貌に似合わぬ自信たっぷりの「ウム！」は読者に強い印象を与え、多くのコラ作品に登場することとなった。

横山三国志では、話の本筋に関わらなければ登場人物の名前を特に記さないことが多く、彼の名も不明である。元ネタとなった吉川三国志の同場面と照らし合わせ、彼を郭図とする意見もある。

余談だが、議論の場面での登場人物のふるまいにしばしば見える滑稽味は、横山作品の一つの魅力である。（例「ウム！」「ムニャムニャ」「あれだとかこれだとかこれはそういうことなのか」）

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関連項目

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