エクスデスとは、ファイナルファンタジーVに登場する敵キャラクターである。
ゲーム本編よりも500年前にムーアの大森林で誕生。正体は邪悪な心が集まった一本の木。
名前の意味は「死を超える者(ExDeath)」という意味らしい。
賢者ギードによって封印されていたが約30年前に封印を破る。
クリスタルを狙い別世界へ移動するが、追ってきた暁の4戦士によって再び封印される。
ゲーム本編では再度封印を破り、全てのクリスタルを破壊して無の力を手に入れようとする。
最終的に無の力を手に入れたかに見えたが、決戦の最中無に呑み込まれてしまう。
そして無の力に呑み込まれた「ネオエクスデス」に変貌。全てを無に還そうとする。
基本形態(上記イラスト)では暗黒魔導師と言う肩書きを忘れてしまうくらいマッチョなお姿をされている(腕とか)。カラーは違えど、前作に登場した暗黒騎士に通じるデザインをしている。
だが戦法はちゃんと魔導師らしく、様々な高位魔法を連続詠唱してくる。
最終決戦時は、邪悪な心を持った樹木と言う設定が反映された、巨大な樹木の化け物のような姿を見せる。
そしてネオエクスデスでは様々な生物、魔物が融合したような巨大な怪物へと変貌した。
物語中盤から、幾度も主人公・バッツ達の前に立ちはだかる、比較的明快、かつ堂々とした登場という、FFにしては珍しいラストボス的位置づけ。
イベントバトルを除けば、第二世界終盤とラストバトルで戦う事となる。
第二世界終盤では、各種高位魔法、高威力打撃扱いの「真空波」、瀕死にするミールストーム、ゾンビ化等の各種状態異常など、まさにストーリーの山場に相応しい強さを見せつける。 ラストバトルでは、第一段階のエクスデス、第二段階のネオエクスデスの連続バトルとなる(ちなみに、ラスボスでガチの二連戦というのは、シリーズでこれが初めて)。
オメガ、神龍といった超強力隠し?ボスの陰に隠れがちだが、こちらも普通に強く、真正面からぶつかった時の(ラスボスとしての)強さという点では、ファイナルファンタジー4のゼロムスと双璧を為すとまで言われている。
その要因として、エクスデスはフレアやホーリーといった最高位魔法、ネオエクスデスは4体合体構成とそれぞれの攻撃による手数の多さ、そしてどちらにも共通する、HP一定以下による発狂モードの搭載が挙げられる。このモードに入ると、大ダメージのメテオやアルマゲスト、ランダム状態異常にするグランドクロスなどを連発。対策を練っておかないと、一気に戦線崩壊してしまう。
ただし、FF5のラストバトル直前のフロアは、雑魚戦でも一気にアビリティポイントを得られる仕様になっており、そこを利用してしっかりアビリティを揃えればなんとかなる。強敵の前にキャラ育成という、RPGの初心を再度叩きこんでくれる、模範的なボスなのかもしれない。
ディシディア ファイナルファンタジーにもカオスの軍勢として参戦。CVは石田太郎(注:声優としての主な役は『ルパン三世 カリオストロの城』のカリオストロ伯爵役や『刑事コロンボ』のコロンボ役(2代目)など。ゲームオリジナルのキャラのCVを担当するのが本作で初めて。あと某寺の住職らしい)。
移動速度がありえないほど遅いが、相手の攻撃を特殊なガード技でガードするとそこから高性能なブレイブ、HP攻撃につなぐことが出来る。その代わりほとんどの技の出が遅く自分から攻めるのは極めて苦手である。
CPUのエクスデスがほとんど要であるガードを使わず、ワープとHP攻撃を繰り返すため、レベル100のCPUエクスデスをパターンにはめてボコボコにし、経験値を稼ぐいわゆる『エクスデス道場』が発売直後に発見され、エクスデスはプレイヤーから敬意を持って先生と呼ばれるようになった。経験値をあげるアクセサリーやボーナスを組み合わせれば一戦で数十レベルは稼げるため効率がよく、多くのプレイヤーのレベル上げの友となった。
それゆえ一時は最弱キャラとも呼ばれていたが実際は相手の攻撃を適切にガードできれば極めて強力な上級者向けキャラであったことが発覚。現在はフレアが反射できることが判明した皇帝に最弱の座を明け渡している。ウボァー。
また、ストーリーではやたらに「無」という言葉を使いたがる。レベルを上げればゴルベーザと同じくあの往年の名台詞も発してくれる。
デュオデシムでは高性能なハイガードが弱体化した代わり、攻撃型のブレイブ攻撃・HP攻撃の発動前の隙を諸ガード技でキャンセル出来るというトンデモ効果がついた。
ちなみに、このガードキャンセルを使って以下の方法でアシストを自家発電できる。
シナリオでの特徴をまとめると以下。
FFシリーズのボスキャラは特徴的な台詞が多く、このエクスデスも例外ではない。
以下引用。
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最終更新:2025/12/14(日) 01:00
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