エディソン・バリオスとは (エディソンバリオスとは) [単語記事]

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エディソン・バリオス（Edison Ernesto Barrios、1988年10月11日-）とは、ベネズエラ出身のプロ野球選手（投手）である。

概要

横浜DeNAベイスターズ #??
エディソン・バリオス Edison Barrios
基本情報
国籍	ベネズエラ
出身地	アラグア州
生年月日	1988年10月11日
身長体重	185cm 85kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2006年
経歴
アルベルト・スミス高等学校神戸サンズ(2011年) 福岡ソフトバンクホークス(2011年-2016年) 富山GRNサンダーバーズ(2017年) 横浜DeNAベイスターズ(2018年-)
プロ野球選手テンプレート

ベネズエラから2006年にピッツバーグ・パイレーツと契約し、傘下のマイナーチームでプレー。

2011年に来日し、今は亡き関西独立リーグの神戸サンズに所属。6勝1敗、防御率1.66の好成績を挙げてチームを前期優勝に導き、優秀賞を受賞。その活躍に福岡ソフトバンクホークスが目を付け、補強期限ギリギリの7月29日に、ヤンシー・ブラゾバンと共に福岡ソフトバンクホークスに入団した。背番号は69。

獲得時23歳という若さもあって即戦力というより育成前提での獲得で、1年目は二軍でも3試合に投げただけに留まり、2012年は育成契約に切り替えとなった。背番号は142。この年は6月にトミー・ジョン手術を受けることになり、1年間のリハビリ生活に入る。

2013年に実戦復帰すると二軍で結果を残し、7月30日に支配下登録される。背番号の空き番が「7」と「8」しかなかったため、投手としては異例の背番号7をつけた。8月18日の北海道日本ハムファイターズ戦に先発登板して一軍デビュー、5回2失点で白星を挙げたが、右肘の不安も残っており3試合の登板でシーズン終了。

2014年は背番号67に変更。故障での出遅れと、チームの大型補強の割を食って外国人枠の関係で一軍出場機会に恵まれず、オフに一度は戦力外となる。しかし再び育成枠で契約延長した。再び背番号は142へ。

2015年はオープン戦で結果を残し、開幕前に再び支配下に復帰した。背番号は65。五十嵐亮太の出遅れもあって開幕から抑えのデニス・サファテへ繋ぐ8回担当のセットアッパーとして起用され、5月8日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で13試合連続ホールドのパ・リーグ新記録を達成。5月20日のオリックス・バファローズ戦で2005年の藤川球児に並ぶ日本タイ記録となる17試合連続ホールドまで記録を伸ばした。しかし5月から明らかに調子を落とし始めており、6月には月間防御率が7点台まで悪化。工藤監督はかなり我慢して起用していたが、結局7月1日に二軍落ちとなり、ファン投票1位で選出されていたオールスターも出場辞退となった。その後は入れ替わりに昇格したリック・バンデンハークが勝ちまくったため二軍暮らしが続き、優勝決定後にお試し再昇格して2試合に登板。最終的には30試合で0勝2敗20ホールド1セーブ、防御率3.18という成績だった。
調子は戻ったと判断され、クライマックスシリーズからはリリーフ陣入り。日本シリーズでは第3戦で2回無安打投球を見せ、日本一の決まった第5戦では8回を任され抑えるなど、春先の好調時のピッチングを見せた。ちなみに、これが地味に独立リーグ出身選手初の日本シリーズ出場であった。

2016年は11試合に終わり、オフに自由契約になった。

2017年はベースボール・チャレンジ・リーグの富山GRNサンダーバーズに所属した。

2018年からは横浜DeNAベイスターズに所属する。

プレースタイル

最速152km/hのストレートとスライダー、シンカーなどが武器。

人物

好物はカピバラで、来日初勝利時にはスポーツ新聞に「カピバラ男」などと書かれていた。

年度別投手成績

（2017年終了時点）

年度	球団	登板	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率	WHIP
2013年	ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ	3	2	1	0	0	.667	13.2	5	8	7	7	4.61	1.69
2014年		2	0	0	0	0	.---	2.2	2	3	1	1	3.38	1.88
2015年		30	0	2	1	20	.000	34.0	16	34	15	12	3.18	1.56
2016年		11	0	2	0	3	.000	12.2	5	16	11	11	7.82	1.97
NPB：4年		46	2	5	1	23	.286	63.0	28	61	34	31	4.43	1.68